Villa Sparina/Gavi 2018 (ヴィッラ スパリーナ/ガヴィ)

オススメ度:3/5

生産者:Villa Sparina

ワイン名:Gavi

タイプ:白

産地:イタリア、ピエモンテ

品種:コルテーゼ

価格帯:2,000-3,000円

ヴィンテージ:2018

テースティング日:2020年4月29日

コメント:ヴィッラ・スパリーナはイタリア、ピエモンテ州の生産者。ピエモンテといえばこのガヴィが有名でコルテーゼの品種を使っており基本華やかなワインが多い。香りは赤りんご、華やかなで白い花、ミント系のガム。アタックも華やかで酸味はそれほど際立っていない。渋みが最後にあり喉にもピリッとくる。

Cantina Marilina/Sketta Grecanico 2018 (カンティーナ マリリーナ/スケッタ グレカニコ)

オススメ度:2/5

生産者:Cantina Marilina

ワイン名:Sketta Grecanico

タイプ:白

産地:イタリア、シチリア

品種:グレカニコ

価格帯:1,500-2,000円

ヴィンテージ:2018

テースティング日:2020年4月23日

コメント:マリリーナはイタリア、シチリアの生産者。シチリアの土着品種グレカニコを使ったこのワインはいわゆるオレンジワイン。シェリー香、みかんの腐った香り。ジャスミンも少し。ビオ、自然派を名乗っているが果実味がほとんどないオレンジワインでシェリーのような状況となっている。

Bosio/ Belcolle Barbaresco Pajore 2016 (ボジオ/ベルコッレ バルバレスコ パヨレ)

オススメ度:3/5

生産者:Bosio

ワイン名:Belcolle Barbaresco Pajore

タイプ:赤

産地:イタリア、ピエモンテ

品種:ネッビオーロ

価格帯:4,000-5,000円

ヴィンテージ:2006

テースティング日:2020年4月23日

コメント:ボジオはイタリア、ピエモンテの生産者で基本的にコスパが良い。このワインも単一畑ものだが良心的な値段だ。香りは森林系と明るい黒果実系でまだ若い感じ。バランスが非常に良く清々しい透明感とやはり赤黒い果実を感じる。後味は引き締めるような渋みでフレッシュ感も同時にある。

Château Cadet-Bon/ Château Cadet-Bon 2014 (シャトー・カデ・ボン/シャトー・カデ・ボン)

オススメ度:5/5

生産者:Chateau Cadet−Bon

ワイン名:Chateau Cadet−Bon

タイプ:赤

産地:フランス、ボルドー

品種:メルロー、カベルネ・フラン

価格帯:5,000-7,000円

ヴィンテージ:2014

テースティング日:2019年5月5日

コメント:シャトー カデ・ボンはフランスボルドーのサンテミリオンの生産者。日本にはほとんど入っていないが素晴らしいワイン。香りは炭、すーとする緑の香り、紫の果実。アタックは少し酸味を感じる重くない紫の果実味と清涼感。落ち着いたタンニンから噛みごたえのあるタンニンへ。終始紫の果実味が重すぎず、軽すぎず常にあり骨格をなす。優しいがはっきりとした酸味があり、寝かすと面白いと思う@現地にて

Miyoshi Wine/Tomoe Chardonnay Shintsuki 2015 (三次ワイン/巴シャルドネ新月)

オススメ度:1/5

生産者:Tomoe Wine

ワイン名:Chardonnay Shintsuki

タイプ:白

産地:日本、広島

品種:シャルドネ

価格帯:4,000-5,000円

ヴィンテージ:2015

テースティング日:2020年4月23日

コメント:Tomoe Wineは広島の生産者。香りは腐りかけたチーズ、バニラ香、少し木。妙なまろやかさのアタックが不自然なバランス。少し時間が経過すると飲める。

Falernia/Carménère Reserva 2011 (ファレルニア/カルムネール レゼルヴァ)

オススメ度:3/5

生産者:Falernia

ワイン名:Carmenere Reserva

タイプ:赤

産地:チリ

品種:カルムネール

価格帯:1,000-1,500円

ヴィンテージ:2011

テースティング日:2020年4月27日

コメント:ファレルニアはチリの生産者。香りは腐葉土、熟したプラム。アタックは重くタンニンがざらつく。甘草、森林、黒い果実味など全体的にもっさりとした感じ。

Vignedileo/Verdicchio dei Castelli di Jesi Classico 2018 (ヴィニェディレオ/ヴェルディッキオ デイ カステッリ ディ イエージ クラシコ)

オススメ度:3/5

生産者:Vignedileo

ワイン名: Verdicchio dei Castelli di Jesi Classico

タイプ:白

産地:イタリア、マルケ

品種:ヴェルディッキオ

価格帯:1,000-1,500円

ヴィンテージ:2018

テースティング日:2020年4月27日

コメント:ヴィネディレオはイタリアのマルケ州の生産者。香りは麦藁、レモングラス、柑橘系、かりん。アタックはシャープな感じで、やはり爽やかなシトラス系の香り。後味に塩も少々。

Fonseca/Late Bottled Vintage Porto Unfiltered 2009 (フォンセカ/レイト ボトルドヴィンテージ ポルト アンフィルタード)

オススメ度:3/5

生産者:Fonseca

ワイン名:Late Bottled Vintage Port Unfiltered

タイプ:デザート

産地:ポルトガル、ポルト

品種:ティンタアマレーラ、ティンタバロッカ、ティントカン、トウリガフランカ、トウリガナシオナール、ティンタロリス

価格帯:4,000-5,000円

ヴィンテージ:2009

テースティング日:2020年4月30日

コメント:フォンセカはポルトガルのポートワインの生産者。このワインはいわゆるルビーポートで極甘のワイン。ポートの赤いワインで、ヴィンテージがあるものは通常ヴィンテージポートと呼ぶ。ヴィンテージポートは高額で売れるが、組合の審査に通らない場合はこのようにヴィンテージ(年号)はつくが、Late Bottled Vintageと呼ばれてヴィンテージポートとは一線を画すが、そのかわり値段はお手軽となる。ちなみにこのポートの話はあくまでルビー系の赤いポートのみで他のもたくさんあります。

香りはラズベリージャム、木など。アタックはトロンとしていて10年経過しているせいか甘さも嫌な甘さではない。ジャムの味とアルコールのつんとしたものが後味に残る。

Château La Fleur de Gay/Château La Fleur de Gay 1996 (シャトー・ラ・フルール・ド・ゲイ/シャトー・ラ・フルール・ド・ゲイ)

オススメ度:5/5

生産者:Chateau La Fleur de Gay

ワイン名:Chateau La Fleur de Gay

タイプ:赤

産地:フランス、ボルドー

品種:メルロー

価格帯:15,000-20,000円

ヴィンテージ:1996

テースティング日:2019年5月3日

コメント:シャトー ラ・フルール・ド・ゲイはボルドーのポムロールの生産者。伝説のワインの1つでしょう。どうしてもメルローの最高の古酒はポムロール、サンテミリオンとなってしまう。後者はカベルネ・フランも多いのでメルロー単体であればやはりペトリュスやル・パンを代表とするポムロール。ただしあまりも生産量が少ないのでなかなかお目にかかれないし、高額。このワインは直接ワイナリーで譲っていただいたものなのでコンディションもパーフェクト。確か90ユーロだったか。

抜栓したてはピークを過ぎたと思ったがじわじわと旨味、甘みが押し寄せる。香りは獣臭や炭。古酒っぽい柔らかい酸味とほのかな甘さで上品。素晴らしい@現地にて

Château Puynormond/Château Puynormond Les Vieilles Vignes 2016 (シャトー・ピュイノルモン/シャトー・ピュイノルモン レ・ヴィエイユ・ヴィーネ)

オススメ度:4/5

生産者:Chateau Puynormond

ワイン名:Chateau Puynormond Les Vielles Vignes

タイプ:赤

産地:フランス、ボルドー

品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、メルロー

価格帯:2,000-3,000円

ヴィンテージ:2016

テースティング日:2019年5月6日

コメント: シャトー・ピュイノルモンはボルドーの生産者で場所はモンターニュサンテミリオン。俗に言うサンテミリオンの衛生地区でモンターニュとかつくだけでサンテミリオンのワインの半額以下となるが、品質は良いものが多い。ここも借りたアパートの近くのワイナリーだが普通のワインが10ユーロ以下でこれは最上級の樹齢の高いぶどうの木を使ったワイン。香りはミント系、赤黒い果実味。アタックはインパクトが凄く濃い黒い果実味。マッチョ系。酸味も力強いが気取らない感じで自然。余韻はタンニンがまだ強く残る。良い@現地にて。日本未入荷。