Tollo (トッロ)

Winery: Tollo

Region: Abruzzo, Italia

Recommendation:

  • Cagiolo
  • Aldiano Montepulciano d’Abruzzo Riserva
  • Aldiano Trebbiano d’Abruzzo Riserva
  • C’Incanta

Comment: 日本のワインが個人的に絶対にイタリアに勝てない理由がこれを飲めばわかります。この品質で圧倒的なコストパフォーマンス。よく日本の甲州という品種は日本食に合うから良い?と言われていますがそれは正確には日本固有の良い白ブドウ品種が1つしかない。またそのほろ苦さと透明感が食事をじゃましないということす。そもそもイタリアだけで2000種類の葡萄品種がありますので・・

Winery: La Spinetta

Region: Piemonte, Italia

Recommendation:
・ Barbaresco Vigneto Starderi
・ Bionzo Barbera d’Asti Superiore

Comment: 世界でも間違いなくトップレベルのワイナリ。ガヤと並ぶピエモンテ、バルバレスコの巨匠ですね。正直ガヤのワインは美味しいと思ったことないですが、スピネッタのワインはいつも美味しく飲めてます。ガヤほど高騰していないところもいいですね。バローロも作っていますが、選ぶのであればバルバレスコがいいです。理由はワイナリー訪問の時にやはり感じたのはバルバレスコが原点であること、執着しているということです。

Miani

Region: Friuli-Venezia Guilia, Italia      

Recommendation:

  • Friulano
  • Merolot

Comment: カルトワイン?として知られるミアーニですが、直接本人と話すとわかりますが、そのワイン作りは愚直に一生懸命作っているだけです。メルロー飲んだことないっていったら押し入れみたいなとこから持ってきてくれました。いまでは手に入らないヴィンテージでしたが・・ガレージのようなワイナリで樽も数個、ステンレスタンクも数機。その生産量の少なさと品質を考えるとやはり高くなるのは当然かと。 あまりコスパは良くないですが、絶対に飲んでおくべきワインだと思います

Jermann

Region: Friuli-Venezia Guilia, Italia      

Recommendation:

  • Dreams (vintage 2001 or before)
  • Capo Martine (vintage 2001 or before)

Comment: 正直イエルマンをオススメ生産者にいれていいものか、迷いましたが、フリウリワインが好きになったきっかけであり、友人のフランコとの出会いのきっかけでもあるため入れました。イエルマンといえばシャルドネを使ったWhere Dreams…で有名になった方ですが、地品種の組み合わせで作っているCapo Martineも美味しいです。

残念ながら、ここ10年は商業主義に走ってしまい、ボルドーワインと同じく品質と価格が見合わなくなってしましました(10年前の2倍以上の値段)ので今は買いではないです。ただしフリウリを有名にした功績は大きいと思います。

Anselmi

Winery: Anselmi (アンセルミ)

Region: Veneto, Italia

Recommendation:

  • San Vincenzo

Comment: ベネチアのベネト州から1時間ほど車でいったところにソアヴェの生産地域があります。ソアヴェとはワインの名前で、使用している主な葡萄はガルガネーガというものです。ソアヴェは安くてウマいというところで安物が横行して品質が下がっていった暗い歴史がります。正直今でも粗悪なソアヴェはあります。まあそこで品質をあげていった改革者の1人がRobert Anselmiさん。決断は素晴らしく実は彼はソアヴェという名前を使わない(実際の中身はソアヴェ)ワインを生産して成功したワイナリです。あまり知られていませんが、このソアヴェ(ガルガネーガ種)のちゃんとしたワインは熟成すると美味しいです。

Winery: Vigna del Lauro

Region: Friuli-Venezia Guilia, Italia      

Recommendation:

  • Ribolla Gialla

Comment: 友人のIl carpinoのフランコと同じ地域、北イタリアのフリウリ州のワイナリ。今はなんかオレンジワインってので騒がしいですが、そもそもここは白ワインの世界的に有名な産地。ここでイタリアの地品種である、Ribolla Giallaは熟成のポテンシャルも高くフリウリといえばこの品種でしょう。

このワイナリ、値段は安いのですがそのワインは恐ろしい。ただし抜栓後3日後に飲んでください。さもなければただの安いワインで終わります。1000円台のフリウリのワインはなかなかありませんのからお買い得です

Monchiero Carbone

Winery: Monchiero Carbone

Region: Piemonte, Italia       

Recommendation:

  • Recit Roero Arneis
  • Piesa Barbera d`alba

Comment: イタリアのピエモンテ州。バローロやバルバレスコを有するワインの王国。ミラノもあるため有名ですね。確かにバローロ、バルバレスコは素晴らしい、ネッビオーロという葡萄品種です(またべつのときに書きますが、バローロ、バルバレスコって、車で10分範囲の場所で名前が違うだけですが)。

このピエモンテで忘れては行けない品種は赤のバルベーラ、白のアルネイス。有名ではないため手頃な値段で買えますが、ちゃんと作った物は素晴らしいです。このカルボーネはどちらの品種もウマく扱っています。通常ワインを作る人はどうしても白、赤で得意、不得意がでますが、このワイナリーは違いますね

Marco de Bartoli

Winery: Marco de Bartoli (マルコ・デ・バルトリ)

Region: Sicilia

Recommendation:

  • Vecchio Samperi Ventennale ->マルサラではないがやばい
  • Marsala Superiore Riserva 10 anni

Comment: マルサラワインってあまり飲まれた方はいないかなあと思うのですが、スペインのシェリーやポルトガルのポートワインと同様に酒精強化ワインでシチリアのマルサラで作られます。日本ではどちらかというと料理やお菓子に使われるだけの残念なワインとなっていますが、本物のマルサラは素晴らしいワインです。

葡萄の品種としては主にグリッロ、カタラット、インツォーリォがメインで、グリッロなどは白ワインとしてもよく使われます。

このワイナリのマルサラはシチリアでいくつか試飲した中でも特筆すべきワイナリです。日本でも5000円くらいで手に入りますので一度試してみてはいかがでしょうか。あとこのワイナリで作っているパスタは最高においしいです。

Bosco

Winery: Bosco (ボスコ)

Region: Abruzzo, Italia

Recommendation:

  • Trebbiano d’Abruzzo Superiore
  • PAN (Chardonnay)

Comment: イタリアはローマの東に車で2−3時間いったところにアブルッツオ州があります。モンテプルチアーノダブルッツオといえば結構している方もおおいかもしれません。これはMontepulciano d’Abruzzo、つまりAbruzzo州で育ったモンテプルチアーノという葡萄でつくったワイン。推奨ワインはトレッビアーノ・ダブルッツオ。これはAbruzzoのトレッビアーノです。特徴はそのスーパーなコスパ!安い、ウマい。Trebbiano d’Aburuzzoなどは現地では7ユーロ程度で素晴らしいものがたくさんあります。