コンテンツへスキップ
- テースティングのコメントは記憶にとどめる意味があるので表現は正直どうでもいい。自分なりの表現でそのワインの記憶をとどめておくためのもの。大昔は”格付け”みたなものや法的な規制である程度の情報は読み取れたが今や多種多様なワインが存在しており決まりごとは意味がなくなってきている。つまりテーブルワインがXXの特級ワインよりも良いもがあるのであれば、私のような素人はワインは複雑、理解が難しい。その中で自分の好みのワインを探すには生産者やブドウ品種の傾向、生産地などから頼るしかないがどちらにしてもある程度の記憶=書くことは最初のステップとなります。たくさんの本があるが私がコメントを書く場合にはいかの4つ。
- 香り:よくアロマとかブーケとかいっている。アロマはブドウの香りでブーケは熟成による香り。ただし、好きなワインを見つけるのにそんな区別は素人には不要。感じた香りを残せばよい
- 味(インパクト):味は最初に感じたものとしての意味。つまりインパクトのあるワイン(濃かったり樽が強かったり)した場合はアタックが強いとか。ここでは香りのニュアンスは表現しない。
- 展開:ここでは骨格と果実味、酸味を記載している。骨格は人間の体に例えてもいい。マッチョなひともいれば丸い感じの人もいる。男性的、女性的ともいうがなんでもいいので全体の印象を書く。果実味は普通のドライのワインでは甘みに感じることが多い。どちらにしても果実味がなくなっているワインはすでにワインとしての魅力がなく土っぽいものとなる。酸味は重要。酸味がないワインはぼやけたり、ジャムっぽかったりする。飲んでいて疲れるワイン。また同時に熟成のしないワインと考えてもよい
- アフター:その名の通り飲んだ後の余韻。余韻があればワインの印象が強くなる。ただし余韻がないからといって良くないということではない。夏のバーベキューなどではさっぱりとしたワインがおいしく余韻などいらないから。