オススメ度:3/5
生産者: Fratelli Povero
ワイン名: Dinae Barbera d’Asti
タイプ:赤
産地:イタリア、ピエモンテ
品種:バルベーラ
ヴィンテージ: 2013
価格帯: 4000-4500円
テースティング日:2017年1月9日
コメント: イタリアのピエモンテ州の生産者。酸味が強いのが特徴のバルベーラ種。このワインは濃い。酸味が高いのに底知れない濃さでチョコ、インク。日本未入荷。
わいん漬けの日々
オススメ度:3/5
生産者: Fratelli Povero
ワイン名: Dinae Barbera d’Asti
タイプ:赤
産地:イタリア、ピエモンテ
品種:バルベーラ
ヴィンテージ: 2013
価格帯: 4000-4500円
テースティング日:2017年1月9日
コメント: イタリアのピエモンテ州の生産者。酸味が強いのが特徴のバルベーラ種。このワインは濃い。酸味が高いのに底知れない濃さでチョコ、インク。日本未入荷。
オススメ度:4/5
生産者: Giacomo Fenocchio
ワイン名: Barolo Bussia
タイプ:赤
産地:イタリア、ピエモンテ
品種:ネッビオーロ
ヴィンテージ: 2013
価格帯: 6500-7000円
テースティング日:2019年12月6日
コメント: イタリアのピエモンテ州バローロ地区でも最高とされる畑ブッシアのワイン。獣や皮、果実味の複雑な香り、透明でキレイな酸味と程よい酸味。ため息がつくワイン。
オススメ度:3/5
生産者: Terre del Barolo
ワイン名: Barolo Riserva
タイプ:赤
産地:イタリア、ピエモンテ
品種:ネッビオーロ
ヴィンテージ: 2008
価格帯: 3000-3500円
テースティング日:2018年5月1日
コメント: イタリアのピエモンテ州バローロ地区の協同組合が作る超コスパのバローロリゼルヴァ。結局何度も車で通ったが尋ねることはなかったが、外観は工場のような場所。バローロらしさはあるワイン。程よいタンニンと特徴的な透明感のある酸味。他の高いバローロに比べると奥行きや複雑味がないがコスト的に十分な出来@現地
オススメ度:3/5
生産者: Broglia
ワイン名: La Meirana Gavi del Comune di Gavi
タイプ:白
産地:イタリア、ピエモンテ
品種:コルテーゼ
ヴィンテージ: 2016
価格帯: 2500-3000円
テースティング日:2019年12月1日
コメント: イタリアのピエモンテ州白ワインの名産地ガヴィの作り手。ピエモンテ州には有名な白ワインが2つ。アルネイスとガヴィ。前者は品種名=ワイン名でバローロ、バルバレスコなどが作られる畑の対岸で生産されるワインで後者はコルテーゼという品種を使ったガヴィ地域で作られるワイン。前者はどちらかというとボリューム感が特徴で後者はフルーティさが特徴。
このワインは有名な畑メイラーなのもので抜栓と同時に特徴的なアーモンドの香りが広がる。シトラス、ミント、アーモンド、白い花など華やかな香り。アタックは柔らかい酸味と果実味が広がる。ほろ苦さとスパイシーな後味。キレイなワイン。
オススメ度:3/5
生産者: Roberto Sarotto
ワイン名: Barbaresco Riserva
タイプ:赤
産地:イタリア、ピエモンテ
品種:ネッビオーロ
ヴィンテージ: 1998
価格帯: 5500-6000円
テースティング日:2017年5月19日
コメント: イタリアのピエモンテ州、バルバレスコ地区の生産者でコスパが良い。いまでも10年+のワインが5000円台で購入可能。そもそもバルバレスコやバローロは最低でも10年経過しないと本領発揮しないのでそういう意味では日本で手頃に買える貴重なワイン。優しいタンニンがまろやかで気品のあるタンニン。ビターチョコや果実味などの香りも。
オススメ度:3/5
生産者: Marchesi Incisa della Roccheta
ワイン名: Grignolino d’Asti
タイプ:赤
産地:イタリア、ピエモンテ
品種:グリニョリーノ
ヴィンテージ: 2014
価格帯: 1500-2000円
テースティング日:2018年5月20日
コメント: イタリアのピエモンテ州の貴族の生産者で女性醸造家。スタッフも女性ばかりで訪問時対応してくれたのはすべて女性。このワインは珍しいグリニョリーノという地品種を使ったワイン。シンプルなワインで収穫してしぼってためて、色ついたから瓶につめったって感じ@現地にて
オレンジワインというものが最近流行している。白ワインでもなく赤ワインでもなくロゼでもない新しいジャンルということで、この言葉は2004年にイギリスで始まったらしい。要は簡単に言うとマセレーションをした白ワイン。マセレーションとは赤ワインのように発酵時に葡萄の果皮を果汁と一緒に醸すことで色がつく。まあ、もっと簡単に言うと赤ワインの製法で作った白ワインだ。
ワイナートのNo95 (2019年9月)がオレンジワインの特集なので見てみた。起源はジョージアとイタリア州のフリウリ。個人的に嬉しいのがフリウリの生産者として代表格とされているのがラディコンとグラヴネル。両者ともに友達のフランコの隣人でイタリアでもリーダ格とされているグラヴネルはフランコの畑の隣(窓からすぐ家が見える)でラディコンは道路を隔てたところだ。グラヴネルに至ってはフランコの師匠であり、今思えば、グラヴネルが小樽での発酵を始めたときはフランコも小樽で発酵を始めたし、より果皮を抽出させたオレンジ系のワインも似たような時期に始めている。
2005年からフリウリに何度も訪れている私としてはオレンジワインという言葉に違和感がある。
・オレンジワインのジャンル:つい先日もオレンジワインっていうことで薄っぺらく、ワインと呼んでいいのかわからない日本のワインを試飲した。色と製法がオレンジワインということであれば消費者は混乱する。
・牽引してきた2大生産者がラディコンとグラヴネル。確かに事実かもしれないが、初心者はまずこれらのワインを美味しいと感じることはないといって過言ではない。特にラディコンはシェリーのような還元臭が満載で肝心な葡萄の果実味を感じることはできないからだ。グラヴネルは特別かもしれないが、表現が難しい。まるで上質のウイスキーのような味なので巷でいうオレンジワインとは一線を隔てる。
・ジョージアとフリウリのワインを並べて語っているのもどうかと思う。起源としてはそうかもしれないが、ワインの技術・品質は天と地ではないか?
個人的な思いだがワインは葡萄と土地の本来の良さを表現することが重要だと思う。果実味がないワインを私はあまり好きではない。友人のフランコは良い場所に土地を構えたと思うし環境も良い。ラディコンのように行き過ぎた発酵はしないし、グラヴネルのように難しいワインは造らない。フリウリといえば3つの品種がまず重要でリボッラ・ジャッラ、マルヴァジア、フリウラーノ。これにピノグリージョ、ソーヴィニヨン、シャルドネが続く。赤葡萄はメルロー。
まとまっていない・・・、が、私が販売側の立場であればオレンジワインがほしいと言われたら、オレンジワインの聖地で国際的にレベルの高い生産地のフリウリを間違いなく選択する。その上で異なる特徴のある生産者のワインを飲んでもらうことで消費者は楽しめるのではないだろうか。例えば香りの高いマルヴァジア、酸が特徴で偉大な長熟ワインとなるリボッラ・ジャッラ、フルーティなフリウラーノがスタートか。初心者ならフリウラーノ。スパイスの効いた食事ならマルヴァジア。ブルゴーニュなどの偉大なワインを飲み倒してきた人にはチーズとリボッラ・ジャッラ。
Dec 2019, Ken Hattori
オススメ度:4/5
生産者: Monchiero Carbone
ワイン名: Roero Arneis Re Cit
タイプ:白
産地:イタリア、ピエモンテ
品種:アルネイス
ヴィンテージ: 2012
価格帯: 2000-2500円
テースティング日:2013年9月29日
コメント: イタリアのピエモンテ州の優良生産者で私も大好きなワイナリ。ピエモンテの白ワインといえばやはりアルネイス種を使ったワインで早のみから長熟まで楽しめる。このワインはステンレスのみでの発酵だが素晴らしいワイン。白い花、柑橘系、ミネラル、皮の香り。コク旨味が凝縮されていてとろりとしている。濃厚な甘みが後味にくる。複雑で2000円台前半ということでコスパ抜群。
オススメ度:5/5
生産者: La Spinetta
ワイン名: Bionzo Barbera d’Asti Superiore
タイプ:赤
産地:イタリア、ピエモンテ
品種:バルベーラ
ヴィンテージ: 2009
価格帯: 6500-7000円
テースティング日:2015年10月25日
コメント: イタリアのピエモンテ州バルバレスコ地区のトップ生産者。非常に有名だが個人的にも一番好きなワイナリーでこれほど有名でもワイナリー訪問の案内は丁寧で全部飲ませてくれた。
このワインはバルベーラという品種を使っており、一般的にバルベーラは酸味が強く濃いワインとなる。このワイン、凝縮感はあるが同時に気品がある。隙きのない兼粉構造をもったシリアスなワイン。クリスタルのごとく。しばらくすると香りが一気に広がりインク、墨、黒果実などの複雑な味となる。素晴らしいワイン。
オススメ度:3/5
生産者: Codero di Montezamolo
ワイン名: Dolcetto d’Alba
タイプ:赤
産地:イタリア、ピエモンテ
品種:ドルチェット
ヴィンテージ: 2012
価格帯: 2000-2500円
テースティング日:2015年3月14日
コメント: イタリアピエモンテバローロ地区の貴族所有の生産者。ドルチェットはピエモンテではデイリーワインとして利用される品種で10ユーロ以下のものが多い。個人的にはこの品種は酸味がなくのっぺらとしているので食事と一緒でないと厳しい。2,000円出して飲むものではない。香りは強く甘い黒果実。酸味はなく舌にまとわりつくような甘さ(果実味)。