日本においては人口1人あたりのワイン消費量は今3リットルまで上がっています。20年前が1リットルですので単純に20年間で3倍も需要が増えています。この10年でも150%伸びているのでなかなかの市場となっています。*
さらにこの数字は人口一人あたり、つまり老人も赤ちゃんも含まれています。実際は5−6割程度が飲む世代とした場合は人あたり6リットル、つまり8本程度となります。**(総務省の人口統計の分割が15-64歳とかになっているからわかりにくい)。
どちらにしてもフランスと比較すると10分の1にも満たないので、文化的な浸透はまだまだですね。ちなみに世界のトップ2はバチカン、アンゴラ***ですがまあこれは数字あそび。バチカンは人口1000人ですし、アンゴラはいってしまえばヨーロッパ大陸の免税店(ガソリン、買い物などでごった返すところ)ですから数字が高くなるのは当たり前ですね。
July 2019, Ken Hattori
Reference:
*https://www.kirin.co.jp/company/data/marketdata/pdf/market_wine_2017.pdf