Winery Arts/Number Nine Special Edition 999 2009 (ワイナリーアーツ/スペシャルエディション 9 9 9)

オススメ度:3/5 – good

生産者:Winery Arts

ワイン名:Number Nine Special Edition 999

タイプ:赤

産地:スペイン、ナバーラ

品種:メルロー、テンプラニーリョ

価格帯:3,000円〜

ヴィンテージ:2009

テースティング日:2021年1月15日

コメント:ワイナリーアーツはスペインの生産者。このワインはスペシャルディションで2009年9月9日に約1万本作られた香りは赤い果実系の甘み、なめし革、チョコレート。アタックはタンニンが心地よい。ベリーチョコの感じもするが甘みはしつこくなく、落ち着いていてチャーミング。舌触りもなめらかで明快な美味しさ。

Domaine Chandon/Prestage Cuvee 2005 (ドメーヌ・シャンドン/プレステージキュベ 2005)

オススメ度:4/5 – very good

生産者:Domaine Chandon

ワイン名:Prestage Cuvee

タイプ:スパークリング

産地:オーストラリア、ヤラバレー

品種:シャルドネ、ピノ・ノワール

価格帯:10,000円〜

ヴィンテージ:2005

テースティング日:2021年1月3日

コメント: ドメーヌ・シャンドンはモエシャンドンがオーストラリアで展開しているワイナリー。このワインはリリースまでに10年を要するモンスタースパークリング。香りは生クリームたっぷりなタルト、ブリオッシュ。アタックはリッチな熟成感と黄色い果実系。酸味はレモンのようなシャープ感もあり全体的にバランスが良い。かなりレベルの高いスパークリング。

Ferré i Catasús/Cap de Trons 2011

オススメ度:3/5 – good

生産者:Ferré i Catasús

ワイン名:Cap de Trons

タイプ:赤

産地:スペイン、ペネデス

品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、シラー

価格帯:2,500円〜

ヴィンテージ:2011

テースティング日:2021年1月1日

コメント: フェレ・イ・カタススはスペインの生産者。10年ほど経過して今飲み頃のワイン。香りは黒赤いベリー、けもの、海藻。アタックはしっかりしておりドライプラムやインクなどの印象。酸が軽やかでタンニンが広がる。

Robert Weil Kiedrich Grafenberg Riesling Spatlese 2010 (ロバート・ヴァイル/キードリッヒ・グレーフェンベルク リースリング シュペートレーゼ)

オススメ度:3/5 – good

生産者:Robert Weil

ワイン名:Kiedrich Grafenberg Riesling Spatlese

タイプ:白

産地:ドイツ、ラインガウ

品種:リースリング

価格帯:8,000円〜

ヴィンテージ:2010

テースティング日:2021年1月3日

コメント:世界最高峰の白ワインを生産するドイツ、ラインガウのロバートヴァイル。このワインは甘口のシュペトレーゼだが他のワイナリーではアウスレーゼレベルの糖度を持つ。香りはかりん、蜂蜜、ブランデー、干しぶどう。アタックは濃縮された甘みがあるがキレイな酸が支えており意外とさらっとしており、上品。10年の寝かしているがまだ飲むのは早かったか複雑味がでていなかったのが残念。

Uribes Madero/Calzadilla Fernando Alonso 2008

オススメ度:4/5 – very good

生産者:Uribes Madero

ワイン名:Calzadilla Fernand Alonso

タイプ:赤

産地:スペイン

品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、ガルナッチャ、シラー、テンプラニーニョ

価格帯:5,000円〜

ヴィンテージ:2008

テースティング日:2021年1月1日 コメント: F1ドライバーだったフェルナンド・アロンソが作らせたプライヴェートワイン。香りは深い森林系、コクのあるベリー系、コーヒー、チョコレート、イチジクのコンポート、炭。アタックは意外とさらさらしており、バランスが良い。香りの通りのベリー系、プラム。12年経過しているがまだタンニンはしっかりしている。

Le Macchiole/Paleo 2006 (レ・マッキオーレ/パレオ)

オススメ度:5/5 – great

生産者:Le Macchiole

ワイン名:Paleo

タイプ:赤

産地:イタリア、トスカーナ

品種:カベルネ・フラン

価格帯:15,000円〜

ヴィンテージ:2006

テースティング日:2020年12月25日 コメント:レ・マッキオーレはイタリア、トスカーナの生産者。ここのトップキュベは3種類。メルロー100%のメッソリオ、シラー100%のスクーリオ、そしてカベルネ・フラン100%のパレオ。前回飲んだヴィンテージは2008だったか。その時の衝撃ほどではないがやはり完成度が高い。香りは清涼感のある森、炭、黒っぽい完熟のベリー、どこか埃っぽい部屋。アタックは濃厚なベリーがキレイなタンニンと酸と一体化。余韻も長くため息が出るワイン。

Jean Jacques Lamoureux/Cuvées Florine 2010 (ジャン・ジャック・ラモロー/キュヴェ・フロリーヌ)

オススメ度:3/5 – good

生産者:Jean Jacques Lamoureux

ワイン名:Cuvees Florine

タイプ:スパークリング

産地:フランス、シャンパーニュ

品種:ピノ・ノワール、シャルドネ、ピノ・ムニエ

価格帯:8,000円〜

ヴィンテージ:2010

テースティング日:2021年1月1日

コメント:ラモローはフランス、シャンパーニュの生産者。確かフラッと立ち寄ったワイナリー。香りはショートケーキ、ブリオッシュ、生クリーム。味はケーキのような感じだが後半はみかんのような柑橘系の果実味。これもあまりにも寝かしてしまって炭酸が抜け気味だが美味しい。

Guy de Forez/Brut Champagne 2008 (ギー・ド・フォレ/ブリュット シャンパーニュ)

オススメ度:3/5 – good

生産者:Guy de Forez

ワイン名:Brut Champagne

タイプ:スパークリング

産地:フランス、シャンパーニュ

品種:ピノ・ノワール

価格帯:8,000円〜

ヴィンテージ:2008

テースティング日:2020年12月31日

コメント:ギー・ド・フォレはフランス、シャンパーニュの生産者でリセ村にある。シャンパーニュの南にあるリセ村はピノ・ノワールで有名。特にロゼが有名だが日本ではあまり良いものは見かけない。訪問時英語がまったく通じないのでフランス語での格闘が大変だったことを覚えている。香りはりんご系、アタックはぎりぎり泡が残っている感じで微炭酸。しかしながら味はしっかりとしており、黄色、茶色の香り、ブリオッシュか。やはりりんごの風味とミネラル感のある酸味が良い。シャンパンは基本市場に出たら熟成はしない(リキュールを加えるから)のでもっと早く飲むべきだった。ちなみに熟成していると思ったら劣化していると考えて良い。

Pieropan/Soave Classico La Rocca 2011 (ピエロパン/ソアヴェ クラシコ ラ・ロッカ)

オススメ度:5/5 – great

生産者:Pieropan

ワイン名:Soave Classico Pieropan

タイプ:白

産地:イタリア、ヴェネト

品種:ガルガネーガ

価格帯:3,500円〜

ヴィンテージ:2011

テースティング日:2020年12月30日

コメント:ピエロパンはイタリアヴェネトの生産者。ソアヴェといえば2大巨頭としてはピエロパンとアンセルミか。このワインはピエロパンの最上位の畑からできたワインで特徴は樽を使用している。よほどブドウに自身がないとこれほど樽を利用することはできない。香りはオイリーで樽、厚みのある熟成した黄色い果実、パッションフルーツ、パインなど。アタックは強烈なミネラル感とボリューム。苦味と渋さと厚みのバランスが良く香りの通りの味。完全に近い。

Masciarelli/Marina Cvetic Monteplciano D’aburzzo 2009 (マシャレッリ /マリナ ツヴェティッチ モンテプルチアーノ ダブルッツォ)

オススメ度:3/5  –  good

生産者:Masciarelli

ワイン名:Marina Cvetic Monteplciano d’Abruzzo

タイプ:赤

産地:イタリア、アブルッツォ

品種:モンテプルチアーノ

価格帯:4,000円〜

ヴィンテージ:2009

テースティング日:2020年12月31日

コメント:マッシャレッリはイタリアアブルッツォの生産者。実際に宿泊させていただいてパーティに参加したのでよく覚えている。当主はとても気前の良い英語が達者な女性でしたがそのお名前を冠に付けたワイン。香りはとても強く、イチジクのコンポート、インク、ハッカ、ブルーベリーチョコ。アタックは強烈で黒い果実の凝縮感。味全体は比較的香り通りの雰囲気でタンニンも良い感じになっている。やはり10年は寝かせたいワイン。