Robert Weil (ロバート・ヴァイル)

Winery: Robert Weil

Region: Rheingau, Germany

Recommendation:

  • Grafenberg (Kabinett Trocken)
  • Kloster Berg (Kabinett Trocken)
  • Turmberg (Kabinett Trocken)
  • TBA

Comment: 偉大なリースリングに勝てるワインはこの世には居ないはず。なのに、うーん。ドイツワインが何故日本に普及しないのか。このような素晴らしく日本食に合うワインを何故忘れているのか不思議です。おそらくいくつかの理由が。①昔入ってきたドイツワインは甘口②輸入すると何故かドイツワインは高くなる(2倍以上)③赤ワインが高級というイメージが拭いきれない。4つめの推薦でTBAとありますが、これはトロッケンベーレンアウスレーゼという甘口ワインです。このロバートバイルTBAを一口飲めばその偉大さに気づくと思います。値段は375MLで7万くらいですが、予約しないと買えません。申し訳ないが、投機で高騰しているマルゴー(10万)を買う余裕があれば間違いなくここのTBAです。私はラッキーなことに試験管に入っているこのTBAが試飲できました。ちなみにTBAといっても生産者によっては単なる甘いワインになりますので少なくとも1万以下のTBAはちゃんと作っていないと思ってください。TBAほどそのコストとクオリティのバランスが良いワインはありません。

Cono Sur/Merlot Reserva Especial (コノスル/メルロー エスペシャル)

オススメ度:4/5

生産者:Cono Sur  (コノスル)

ワイン名:Merlot Reserva Especial

タイプ:赤

産地:チリ

品種:メルロー

ヴィンテージ:2011

テースティング日:2013年11月24日

コメント:1000円付近で常識的にまともなメルローはまずないが、さすがはコノスルといったところか・・ 香りはベリー系、革、すもものようなすっぱさ、そこからタバコ、黒いベリーが広がり酸味も心地よい。

Waimarie/Pinotage 2015 (ワイマリエ/ピノタージュ)

オススメ度:4/5

生産者:Waimarie

ワイン名:Pinotage

タイプ:赤

産地:ニュージーランド、オークランド

品種:ピノタージュ

ヴィンテージ:2015

テースティング日:2016年12月29日

コメント:ピノタージュとは南アフリカでよく使われる葡萄(ピノ・ノワールとサンソー)。このワインは良いバランスでNZでは珍しい酸味を生かした上品なワイン。良い。日本にはないようだ。

Casa Ermelindas Freitas/Espumante Branco Meio-Seco NV(カーザ・エレメント・フレータス/スプマンテ・ブランコ・メイオセコ)

Casa Ermelindas Freitas/Espumante Branco Meio-Seco NV(カーザ・エレメント・フレータス/スプマンテ・ブランコ・メイオセコ)

オススメ度:2/5

生産者:Casa Ermelindas Freitas

ワイン名: Espumante Branco Meio-Seco

タイプ:スパークリング

産地:ポルトガル

品種 フェルナン・ピレス、アリント

ヴィンテージ:NV

テースティング日:2015年6月28日

コメント:Espumante Meio-Seco・・ 要は半辛口のスパークリング。甘みが強く食事と合わせるのはギリギリ。サラミとは合う。

http://www.ermelindafreitas.pt/pt/vinhos/marcas/espumante/espumante-meio-seco

Bodega Iniesta/Finca El Carril Paolo Andrea 2012 (ボデガ・イニエスタ/フィンカ・エル・カリール・パオロ・アンドレア)

オススメ度:2/5

生産者:Bodega Iniesta

ワイン名: Finca El Carril Paolo Andrea

タイプ:赤

産地:スペイン、ラ・マンチャ

品種:シラー、プティ・ベルド、テンプラニーリョ、カベルネ・ソーヴィニヨン

ヴィンテージ:2012

テースティング日:2018年12月27日

コメント:イニエスタの子供の名前のワインで、イニエスタのところに泊まったときに問答無用で部屋にあったワイン。甘い。濃い。美味しくない。天は二物を与えず。

Mateus/Delightfully Dry Rose 2013 (マテウス/デライトフリー・ドライ・ロゼ)

オススメ度:3/5

生産者:Mateus

ワイン名: Delightfully Dry Rose

タイプ:ロゼ

産地:ポルトガル

品種 バーガ、シラー

ヴィンテージ:2013

テースティング日:2014年8月14日

コメント:昔は日本でロゼといえばマテウスのロゼ。非常に懐かしい。

香りは甘酸っぱい梅でドライでさっぱりしていてごくごく飲めてしまいます。たまにはマテウスも飲んでみましょう。

Palace Hotel Bussaco/Bussaco Branco 2015 (パレスホテル ブサコ/ブサコ・ブランコ)

オススメ度:3/5

生産者:Palace Hotel Bussaco

ワイン名: Bussaco Branco

タイプ:白

産地:ポルトガル

品種 NA

ヴィンテージ:2015

テースティング日:2018年1月2日

コメント:有名なポルトガルの城ホテルで作られる幻の白ワイン。これを求めてかなり遠回りのドライブをした。まあ普通のフルーティなワインで値付けは2倍から3倍となっているか。

https://www.wine-searcher.com/find/niepoort+project+bucaco+blanco+de+mesa+portugal/1/any

Kopke/Vintage Port 1985 (コプケ/ヴィンテージ ポート)

オススメ度:4/5

生産者:Kopke

ワイン名: Vintage Port

タイプ:赤

産地:ポルトガル、ポルト

品種 トゥーリガ・ナショナル、ティンタ・ロリス

ヴィンテージ:1985

テースティング日:2017年12月28日

コメント:コプケはポルトで老舗のワイナリだが以外と日本で流通されていないのは不思議。30年を経過したルビーポートはとても素晴らしい。これはジューシーでチャーミングな味で少し甘さも緩やかとなっており飲みやすい。良いワイン。

Quinta do Portal/Late Bottled Vintage 2000 (キンタ・ド・ポルタル/レイト・ボトルド・ヴィンテージ)

オススメ度:3/5

生産者:Quinta do Portal

ワイン名: Late Bottled Vintage

タイプ:赤

産地:ポルトガル、ポルト

品種 トゥーリガ・ナショナル、ティンタ・ロリス

ヴィンテージ:2000

テースティング日:2018年1月3日

コメント:ポルトに行くまではポートワインなどはどこも同じ?と思っていたがやはりワイン。造り手により良し悪しがはっきりする。このワイナリは非常に良い。18年物が現地では20ユーロ以下で手頃で飲める。良いワイン。

尚ルビーポート(赤い甘いやつ)には2つのヴィンテージがありヴィンテージポートとレイトボトルドヴィンテージ。簡単にいうと、前者は厳しい検査を合格したもので澱といっしょに瓶詰めする。飲み頃は最低でも30年前のもの。後者は検査に合格しなかったもので澱と一緒に瓶詰めはしないのですぐに飲める気軽なタイプです。写真はヴィンテージもの。

Castro Ventosa/El Castro de Valtuille Barrica 2012 (カストロ・ベントーサ/エル・カストロ・ベントーサ)

オススメ度:3/5

生産者:Castro Ventosa

ワイン名: El Castro de Valtuille Barrica

タイプ:赤

産地:スペイン、ビエルソ

品種:メンシア

ヴィンテージ:2012

テースティング日:2016年11月19日

コメント:メンシアという品種はビエルソ(うーんスペインの左上のほう)で見られる品種で今までの経験からは果実味が豊かというイメージ。

アタックが上品な酸味とソフトなタンニン。果実味もしっかりあるが洗練されていて美味しい。肉系、チーズに合う。少し果実味が強いブルゴーニュのような感じ。4,500円付近の価格・・・コスパは正直良くない。