Fratelli Alessandria/Barolo 2008 (フラテッリ・アレッサンドリア/バローロ)

オススメ度:3/5

生産者: Fratelli Alessandria

ワイン名: Barolo

タイプ:赤

産地:イタリア、ピエモンテ

品種:ネッビオーロ

ヴィンテージ: 2008

価格帯: 6000-7000円

テースティング日:2015年3月14日 コメント: イタリアピエモンテバローロ地区の生産者。ネッビオーロならではの中国茶風の透明感から始まり濃厚な果実味に心地よい威厳のある渋み。余韻は長い

Produttori Nebbiolo di Carema/Carema Riserva (プロデュットリ・ネッビオーロ ディ カレーマ /カレーマ リゼルヴァ)

オススメ度:3/5

生産者: Produttori Nebbiolo di Carema

ワイン名: Carema Riserva

タイプ:赤

産地:イタリア、ピエモンテ

品種:ネッビオーロ

ヴィンテージ:2009

価格帯: 3500円

テースティング日:2015年3月14日

コメント: 人口700人のカレーマ村の協同組合が作るワイン。ネッビオーロの真髄を味わえます(透明感)。バローロとかしか飲んでいない人にはおすすめ。

このワインの透明感はピノ・ノワールに似ており、ピノにさらに中国茶のようなニュアンスが入っている。素晴らしいワインでコスパ抜群。次ピエモンテに訪問するときは必ず立ち寄りたい。

Pico Maccario/ Lavignone Barbera D’asti 2017(ピコ・マッカリオ/ラヴィヨーネ バルベーラ・ダスティ)

オススメ度:5/5

生産者:Pico Maccario

ワイン名:Lavignone Barbera D’asti

タイプ:赤

産地:イタリア、ピエモンテ

品種:バルベーラ

ヴィンテージ:2017

テースティング日:2019年8月3日

コメント: イタリアワインの選び方の指標にガンベロ・ロッソという評価がある。これはロバートパーカーなどの100点満点ではなく3星で表すので分かりやすい。3つ星のものはトレッビッキエーリと言われて一躍イタリアワインの表に躍り出る重要な指標だ。当然価格は考慮されないので3つ星には1万円から数万円のワインが多い中なんと1500円台で快挙となるワイン。もちろん期待して駄目なパターンも多いがこのワインは間違いない。

香りは甘いベルー系の香りとすみれなどで野暮ったいかと思いきや、アタックは丸くてジューシ。とにかくみずみずしい、生きているワインだ。バルベーラという品種は酸味が多いのでバランスに欠けるものがあるが、これはフレッシュ感をうまく引き出している。複雑味や余韻、ポテンシャルは感じられないがそれでも5-10年は美味しく飲めると思う。ケース買い決定の素晴らしいワイン。ちなみにワインのASTIとはアスティ村のこと。バルベーラに2つ基本あって、アスティ村か、アルバ村のバルベーラというワインになる。まあ、車で30分走ればすぐだからどこか違うのかは私にはわからない。

Bruno Broglia/Gavi Del Comune Di Gavi

オススメ度:5/5

生産者:Bruno Broglia  (ブルーノ ブローリア)

ワイン名:Gavi Del Comune Di Gavi (ガヴィ デル コムーネ ディ ガヴィ)

タイプ:白

産地:イタリア、ピエモンテ

品種:コルテーゼ

ヴィンテージ:2007

テースティング日:2019年6月9日

コメント:GAVIはイタリアのミラノ、ピエモンテ州の白の辛口ワイン。コルテーゼという聞き慣れない品種ですが名産地の1つとなります。このワイン、12年経過してもまだ若々しく奥行きがあります。コルテーゼは酸が突出していますが、これは時間の経過なのかわかりませんが強い酸は感じません。ベスト白ワインの1つでしょう。

  • 香り:花梨、白い花、ろうそく、クロワッサン、かすかに青りんご
  • 味:ボリューム感がものすごい。アルコール度が高いのかといえばそこまでではないから果実味か。
  • 展開:酸味はあるがバランスは良い。少しトロンとした感じでウイスキーのような甘みもある。ミネラル感とグレープフルーツも感じる
  • アフター:長い余韻。ほろ苦くかすかに塩