Mastroberardino/Redimore Irpinia (マストロベラルディーノ/レディモーレ・イルピニア)

オススメ度:3/5

生産者: Mastroberardino

ワイン名: Redimore Irpinia

タイプ:赤

産地:イタリア、カンパーニャ

品種:アリアニコ

ヴィンテージ:2011

価格帯: 2200円

テースティング日:2015年4月5日

コメント: イタリア南部カンパーニャの大手マストロベラルディーノの1本。 香りはベリー系で涼やかな果実味、アタックはタンニンを強く感じるがだんだんと丸みをおびた果実味。やはりアリアニコはこの酸味が特徴か。

Giuseppe Gabbas/Lillove (ジョゼッペ・ガッパス/リッローヴェ)

オススメ度:3/5

生産者: Giuseppe Gabbas

ワイン名: Lillove

タイプ:赤

産地:イタリア、サルディーニャ

品種:カンノナウ

ヴィンテージ:2011

価格帯: 2200円

テースティング日:2015年7月19日

コメント: シチリアの左上の方にある大きな島サルディーニャ。ここで作られるワインは意外とパワフル&上品系で粒ぞろいのものが多い。この生産者バッガスはすでにイタリアを代表とする作り手。

香りはチョコレート、干しぶどう、黒い果実系。アタックはパワフルで濃厚。チェリーのような果実味も含んで、バランスが良く透明感もある。良い。

Nino Negri/Rosso di Veltellina (ニーノ・ネグリ/ロッソ・ディ・ヴァルテッリーナ)

オススメ度:3/5

生産者: Nino Negri

ワイン名: Ross di Veltellina

タイプ:赤

産地:イタリア、ロンバルディア

品種:キアヴェンナスカ

ヴィンテージ:2013

価格帯: 2000円

テースティング日:2015年8月30日

コメント: ロンバルディアはミラノがある州でその隣のピエモンテ州ではバローロ、バルバレスコが有名で、葡萄品種はネッビオーロ。ピエモンテの隣のロンバルディア州の北部でよく使われる葡萄がキアヴェンナスカでこれはネッビオーロのクローン。つまり親戚。要はイタリアの北西ではネッビオーロがよく使われるということです。

このワインはフレッシュ感がある。軽いタンニンとベリーのエレガント系な果実味。デイリーワイン。

Del Notaio/L’atto (デル・ノタイオ/ラット)

Del Notaio/L’atto (デル・ノタイオ/ラット)

オススメ度:3/5

生産者: Del Notaio

ワイン名: L’Atto

タイプ:赤

産地:イタリア、バジリカータ

品種:アリアニコ

ヴィンテージ:2013

価格帯: 2300円

テースティング日:2015年4月4日

コメント: 香りは弱いが涼しい感じでベリー系。アタックは超濃縮。甘さも感じるがスパイシーさ有り。香りにあった涼しい感じはない。

Di Majo Norante/Aglianico Contado Riserva (ディ・マーヨ・ノランテ/アリアニコ コンタド リゼルバ)

オススメ度:3/5

生産者: Di Majo Norante

ワイン名: Aglianico Contado Riserva

タイプ:赤

産地:イタリア、モリーゼ

品種:アリアニコ

ヴィンテージ:2009

価格帯: 2300円

テースティング日:2015年4月4日

コメント: 南イタリアでよく使われるアリアニコを使ったワイン。総じて安くタンニンがしっかりあり果実味もある飲みやすいワインとなる。

香りは涼やかなベリー、なめし革、タバコ、アタックはまろやか。果実味とタンニンが強いが同時に涼やかな感じはある。良い。

Monastero di Vitorchiano/Coenobium 2016 (モナステーロ・ディ・ヴィトルキアーノ)

オススメ度:3/5

生産者: Monastero di Vitorchiano

ワイン名: Coenobium

タイプ:白

産地:イタリア、ラツィオ

品種:トレッビアーノ、マルヴァジーア、ヴェルディッキオ

ヴィンテージ:2016

価格帯: 2000円

テースティング日:2019年8月24日

コメント: イタリアはローマの有るLazio週の修道院の修道女が作るワイン。香りはみかんの皮、花梨、ハッカのようなハーブ香。アタックは丸くバランスが良い。味はみかんぽい感じとはちみつなどの香りが有り、舌にまとわる感じのフィニッシュ。素晴らしい。

Duca di Salaparuta/Passo delle Mule 2010 (ドゥーカ ディ サラパルータ /パッソ デッレ ムーレ)

オススメ度:3/5

生産者: Duca di Salaparuta

ワイン名: Passo delle Mule

タイプ:赤

産地:イタリア、シチリア

品種:ネロ・ダーヴォラ

ヴィンテージ:2010

価格帯: 2200円

テースティング日:2013年9月28日

コメント: シチリアのパレルモ近郊にある名門のワイナリ。Ducaとは公爵のこと。香りはアンズ、チョコレート、酸味が少し強く赤い果実の味がするが甘酸っぱい感じではない。少し土の香りが弱いか。

Ruggeri/ Giustino B Prosecco Valbbiadene Speriore Extra Dry (ルッジェーリ/ジュスティーノ B プロセッコ ヴァルドッビアーデネ スペリオーレ エクストラ ドライ)

オススメ度:4/5

生産者: Ruggeri

ワイン名: Giustino B Prosecco Valbbiadene Speriore Extra Dry

タイプ:白

産地:イタリア、ヴェネト

品種:グレーラ

ヴィンテージ:2016

価格帯: 3000円

テースティング日:2019年8月18日

コメント:プロセッコはヴェネチアから1時間上にいったところのスパークリングの名称。前はプロセッコ=地域名=ワイン名=葡萄品種であったのですが、今はグレーラという品種で呼んでいます。これはプロセッコの品種は世界中で作られているので混乱を招くため昔からの名称グレーラ(プロセッコ)と今は記載しています。

私の好きなプロセッコ生産者はカルペネ、ニーノフランコ、このルッジェーリですかね。プロセッコはワイン名が長いのでここも生産者で覚えたほうが早いです。

香りは麦藁、レモン、白い花、レモングラス、アタックはバランスがよく、気泡も優しい。後味も青りんご、レモン、苦味もあり複雑。素晴らしい一本。

Poggio le Volpi/Roma Rosso Edizione Limitata 2014 (ポッジョ レ ヴォルピ ローマ ロッソ エディツィオーネ リミタータ)

オススメ度:3/5

生産者:Poggio le Volpi

ワイン名: Roma Rosso Edizione Limitata

タイプ:赤

産地:イタリア、ラツィオ

品種:モンテプルチアーノ、シラー、チェザネーゼ

ヴィンテージ:2014

価格帯: 4500円

テースティング日:2019年8月15日

コメント: なんとローマがあるラツィオ州で新しいDOC(原産地呼称で例えばキャンティとかと同じ)が作られ、その名前もローマ!かっこいいですね。

早速期待を込めて試飲。

香りは黒いベリーで少し甘めの香り(ポートワインのような香り)、タバコ、インク。アタックは柔らかいが甘めの果実味が全体を覆う感じで酸味が隠れているがエレガント。

胡椒の風味、プラムのジャム、甘草などの香り。余韻はタンニンを感じるが、タンニンも溶け込んでいて問題はない。良いワインだが好き嫌いが分かれるところ。個人的には酸味がもう少し有る方が好きか

Farnese/Casale Vecchio Pecorino 2017 (ファルネーゼ/カサーレ・ヴェッキオ ペコリーノ)

オススメ度:3/5

生産者:Farnese

ワイン名: Casale Vecchio Pecorino

タイプ:白

産地:イタリア、アブルッツォ

品種:ペコリーノ

ヴィンテージ:2017

価格帯: 2000円

テースティング日:2019年8月12日

コメント: ファルネーゼと言えば神の雫で有名なカサーレ・ヴェッキオで人気のワイナリー。そのカサーレ・ヴェッキオの白をペコリーノという葡萄品種でワインを新発売。ペコリーノはあまり有名ではないかもしれないが、マルケ地方(中部の一番右)では重宝される葡萄品種。酸味と甘い香りが一般的には特徴か。個人的にはアブルッツォ州でペコリーノなんて聞いたことがないので興味津々。

香りは白い花、薄いはちみつレモン、麦藁、アタックは丸くボリューム感がある。濃縮した感じで噛み砕くような飲みごたえ。苦味が心地よくレモンや花梨の香りも。料理に合うワイン。良い。