Salcheto/Rosso di Montepulciano 2013 (サルケート/ロッソ・ディ・モンテプルチャーノ)

オススメ度:3/5

生産者:Salcheto

ワイン名: Rosso di Montepluciano

タイプ:赤

産地:イタリア、トスカーナ

品種:サンジョベーゼ、カナイオーロ、メルロ

ヴィンテージ:2013

テースティング日:2019年8月6日

コメント:うーんと。普通の人だと混乱するワイン名。ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ、モンテプルチャーノという、似たようなワインがトスカーナでは存在している。一般的に有名なのはブルネッロ。ただモンテプルチャーノも同じ葡萄使っているから、まあ普通見分けはつかない。しかもさらにややこしく、その1つランク下のワインを、それぞれ“ロッソ・ディ・モンタルチーノ”と“ロッソディモンテプルチアーノ”と呼ぶ。

ネーミングが混乱するのでやはり生産者が大事。サルケートはこのあたりではコスパが良い。このワインも2000円でコスパよし。

香りは爽やかなハーブ系、で少しさくらんぼ、アタックは柔らかい酸が包み込み全体に灰色のニュアンス、果実味、インクなどの香りが広がる。とても良い。

Barone Ricasoli/Chanti (バローネ・リカゾーリ/キャンティ)

オススメ度:4/5

生産者:Barone Ricasoli

ワイン名:Chanti

タイプ:赤

産地:イタリア、トスカーナ

品種:サンジョベーゼ、カナイオーロ

ヴィンテージ:2016

テースティング日:2019年8月1日

コメント:久しぶりのデイリーワイン候補。この品質でこの値段とはさすがトスカーナの名門リカゾーリ(貴族です)。香りはすみれ、イチゴ、ザクロ。アタックは優しく心地よい酸味と優しいタンニン。赤い果実味が広がる展開。これで1300円付近とは素晴らしい。余韻はない。コスパが良いワイン。関係ないですがリカゾーリ訪れる機会があればオリーブオイルが最高なのでお土産にしてください。

Poggio Bonelli/Canti Classico Il Greto (ポッジョ・ボネッリ/キャンティ・クラシコ イル・グレコ)

オススメ度:3/5

生産者:Poggio Bonelli (ポッジョ・ボネッリ)

ワイン名: Canti Classico Il Greto (キャンティ・クラシコ イル・グレコ)

タイプ:赤

産地:イタリア、トスカーナ

品種:サンジョベーゼ、カナイオーロ、メルロー

ヴィンテージ:2012

テースティング日:2019/7/11

コメント:トスカーナに古くからあるワイナリ。昔はキャンティは当たり外れが強かったが今はそれほどハズレがなく、キャンティ・クラシコの全体の品質はかなりあがっている。写真はノーマルのキャンティ

  • 香り:すみれ、インク、鉛筆の芯、樽香
  • 味:濃いがサンジョベーゼ特有の酸味が気持ちいい 
  • 展開:黒いベリー系のジャムの香り、タンニンが強くまだもう少し寝かすべきか
  • アフター:さくらんぼのほのかな香りがあるがフィニッシュは短い

Il Valentiano/Rosso di Montalcino Campo di Marzo (イル・バレンティーノ/ロッソ・ディ・モンタルチーノ カンポディマルツオ)

オススメ度:3/5

生産者:Il Valentianoo (イル・バレンティーノ

ワイン名:Rosso di Montalcino Campo di Marzo (ロッソ・ディ・モンタルチーノ カンポディマルツオ)

タイプ:赤

産地:イタリア、トスカーナ

品種:サンジョベーゼ

ヴィンテージ:2012

テースティング日:2019/7/06

コメント:Rosso di MontalcinoはBrunello di Montalcinoのセカンドワイン(若い葡萄を使ったワインで熟成期間も短く早めにリリースされる)と位置されているものです。通常は3000円以上ですが2000円の半ばの値段はコスパがよいほう。

  • 香り:弱い イチゴジャム、すみれ
  • 味:優しいアタック、甘く丸い骨格
  • 展開:タンニンが優しく、なめし革、イチゴ、甘草など広がるがあまり複雑味はない
  • アフター:甘いタンニンが残る

Rocca Delle Macie/Chianti Classico (ロッカ・デッレ・マチエ/キャンティ・クラシコ)

オススメ度:3/5

生産者:Rocca Delle Macie (ロッカ・デッレ・マチエ/)

ワイン名:Chianti Classico (キャンティ・クラシコ)

タイプ:赤

産地:イタリア、トスカーナ

品種:サンジョベーゼ、メルロー

ヴィンテージ:2016

テースティング日:2019/6/30

コメント:トレビッキエーリ獲得のキャンティ。私のワイン選択の1つの指針としてトレビッキエーリはあります。これはガンベロ・ロッソが実施しているワインの評価。イタリアのワインの最高評価はこれになります。サッシカイアのような有名ワインからこのような手頃のワインもトレビッキエーリの栄誉を受けることがあります。個人的には評価が高すぎかなと・

  • 香り:ダークチェリー、灰色がかった匂い、すみれ、胡椒
  • 味:優しい酸味と丸いアタック。タンニンは柔らかい
  • 展開:少しあら目のタンニンが赤いベリー系の溶け込む感じ
  • アフター:短い

Lucente (ルチェンテ)

  • オススメ度: 4/5
  • ワイン名: Lucente (ルチェンテ)
  • 生産者: Luce Della Vite (ルーチェ・デッラ・ヴィーテ)
  • 産地:イタリア、トスカーナ
  • 品種:メルロー、サンジョベーゼ
  • ヴィンテージ:2015
  • テースティング日:2019年5月18日
  • コメント:見事に2017年5月のトスカーナ訪問の風景にタイムスリップさせてくれた味。ただし初日のみ。2日目のテースティングは知らない風景に以下
    • 香り:ダージリン、スパイシー系なチョコ、ミント
    • 味:アタックは少し重いがさらり
    • 展開:細いが骨格あり。粒子を感じるタンニン。若い?酸味はきっちりとあり果実味が野性的だが上品な印象
    • アフター:のどに酸と果実味が長くタンニンがカムカムと残る