Fontana Candida/ Santa Teresa Frascati Superiore Secco 2014 (フォンタナ カンディダ/サンタ テレサ フラスカーティ スペリオーレ セッコ)

オススメ度:4/5

生産者: Fontana Candida

ワイン名: Santa Teresa Frascati Superiore Secco

タイプ:白

産地:イタリア、ラツィオ

品種:マルヴァジア、トレッビアーノ、グレコ

価格帯:1,000-1,500円

ヴィンテージ:2014

テースティング日:2020年3月27日

コメント:フォンタ ナカンディダはイタリア、ローマのあるラツィオ州の生産者。香りは蜜、鉄、ミネラル。アタックはピンと張ったミネラル感、酸味がある。甘みのない蜂蜜、熟した洋梨、後味にグレープフルーツの苦味。コスパ抜群。

Sete/’Nfrascato 2018 (セーテ/インフラスカート)

オススメ度:3/5

生産者:Sete

ワイン名: ’Nfrascato

タイプ:白

産地:イタリア、ラツィオ

品種: オットネーゼ、モスカート

ヴィンテージ: 2018

価格帯: 3500-4000円

テースティング日:2019年10月14日

コメント: イタリア中部のローマがあるラツィオ州のワイン。この州はなぜか他の州と比べて劣ってしまう。実際ガンベロ・ロッソ(イタリアワインのミシュランみたいなやつ)で最高賞の3つ星の獲得がこの州は2%以下となっている。

このワインは所謂流行りの“オレンジワイン”で“ビオデナミ”だそうです。非常にドライなアタックですが、あまり突出したものはなく普通に果実味もある程度ありバランスも悪くないといったところでしょうか。コスパは悪いです。

Monastero di Vitorchiano/Coenobium 2017 (モナステーロ・ディ・ヴィトルキアーノ)

オススメ度:3/5

生産者: Monastero di Vitorchiano

ワイン名: Coenobium

タイプ:白

産地:イタリア、ラツィオ

品種:トレッビアーノ、マルヴァジーア、ヴェルディッキオ

ヴィンテージ:2017

価格帯: 2000円-2500円

テースティング日:2019年9月10日

コメント: 一ヶ月前に2016のヴィンテージを試飲。今回は2017。香りはみかんの皮、ミント、麦、レモン。アタックは丸く優しい感じで酸味はあまり感じない。自然と喉を通っていき柑橘系とやはりハッカのような香り。やはり良いワイン。

Fontana Candida/Siroe 2011 (フォンタナ カンディダ/シロエ)

オススメ度:3/5

生産者: Fontana Candida

ワイン名: Siroe

タイプ:赤

産地:イタリア、ラツィオ

品種:シラー、チェザネーゼ

ヴィンテージ: 2011

価格帯: 1000-1500円

テースティング日:2014年2月22日

コメント: ローマが位置するラツィオ州。この州のワインは基本的に飲みやすくて手軽なものが多く、長熟や高級ワインはほぼ生産されない。不思議なもので、隣接するアブルッツォやウンブリア、トスカーナは素晴らしいワイン産地なのに。

香りは樽、赤黒系の果実の皮、ほんのりとスパイス。アタックは重くはなく切れが良い。黒赤系の果実の味とタンニン。コスパは良い。

Monastero di Vitorchiano/Coenobium 2016 (モナステーロ・ディ・ヴィトルキアーノ)

オススメ度:3/5

生産者: Monastero di Vitorchiano

ワイン名: Coenobium

タイプ:白

産地:イタリア、ラツィオ

品種:トレッビアーノ、マルヴァジーア、ヴェルディッキオ

ヴィンテージ:2016

価格帯: 2000円

テースティング日:2019年8月24日

コメント: イタリアはローマの有るLazio週の修道院の修道女が作るワイン。香りはみかんの皮、花梨、ハッカのようなハーブ香。アタックは丸くバランスが良い。味はみかんぽい感じとはちみつなどの香りが有り、舌にまとわる感じのフィニッシュ。素晴らしい。

Poggio le Volpi/Roma Rosso Edizione Limitata 2014 (ポッジョ レ ヴォルピ ローマ ロッソ エディツィオーネ リミタータ)

オススメ度:3/5

生産者:Poggio le Volpi

ワイン名: Roma Rosso Edizione Limitata

タイプ:赤

産地:イタリア、ラツィオ

品種:モンテプルチアーノ、シラー、チェザネーゼ

ヴィンテージ:2014

価格帯: 4500円

テースティング日:2019年8月15日

コメント: なんとローマがあるラツィオ州で新しいDOC(原産地呼称で例えばキャンティとかと同じ)が作られ、その名前もローマ!かっこいいですね。

早速期待を込めて試飲。

香りは黒いベリーで少し甘めの香り(ポートワインのような香り)、タバコ、インク。アタックは柔らかいが甘めの果実味が全体を覆う感じで酸味が隠れているがエレガント。

胡椒の風味、プラムのジャム、甘草などの香り。余韻はタンニンを感じるが、タンニンも溶け込んでいて問題はない。良いワインだが好き嫌いが分かれるところ。個人的には酸味がもう少し有る方が好きか