La Spinetta/Ca’ di Pian Barbera d’Asti 2014 (ラ スピネッタ/カ ディ ピアン バルベーラ ダスティ)

オススメ度:4/5

生産者: La Spinetta

ワイン名: Ca’ di Pian Barbera d’Asti

タイプ:赤

産地:イタリア、ピエモンテ

品種: バルベーラ

ヴィンテージ:2014

価格帯: 3,000〜3,500円

テースティング日:2018年4月30日

コメント: イタリアピエモンテ州のバルバレスコの超有名生産者ラ・スピネッタ。バルベーラ種は酸が高いのが特徴。

このワインは炭の香り、清涼感、インクなど。酸味は強めだが果実味とタンニンがバランス良く支えている。骨格もしっかりしており、ジューシー。渋さも心地よい。良い@現地にて。

Bruno Rocca/Barbaresco 2013 (ブルーノ ロッカ/バルバレスコ)

オススメ度:4/5

生産者: Bruno Rocca

ワイン名: Barbaresco

タイプ:赤

産地:イタリア、ピエモンテ

品種: ネッビオーロ

ヴィンテージ: 2013

価格帯: 6500〜7000円

テースティング日:2018年5月6日

コメント: イタリアピエモンテ州のバルバレスコの雄。バルバレスコの最高の畑ラバヤの多くを所有。ワイナリーに入るとびっくりするのが新樽の多さ。通常これをするとぶどうに力がないと樽臭くなるがこの作りてはそうではない。

このワインはきれいという言葉がぴったり。酸の奥行きが大きく、果実味も全面に出ており心配な樽香もタンニンとうまく溶け合っていて嫌味がない。良い。

Marchesi Incisa Della Rocchetta /Rollone 2016 (マルケージ インチーザ デッラ ロケッタ/ロローネ)

オススメ度:3/5

生産者: Marchesi Incisa della Rocchetta

ワイン名: Rollone

タイプ:赤

産地:イタリア、ピエモンテ

品種: ピノ・ネロ、バルベーラ

ヴィンテージ: 2016

価格帯: 3000〜4000円

テースティング日:2018年5月3日

コメント: イタリアピエモンテ州の11世紀から続く貴族のワイナリー。フレッシュさと灰色の感じから時間の経過とともにまろやかな果実味と優しいタンニン@現地にて。日本未入荷。写真は日本で販売しているPinot Nero (ピノ・ノワール)。

Gabutti/ Barbera D’alba Boasso 2011 (ボアッソ/バルベーラ ダルバ ガブッティ)

オススメ度:4/5

生産者: Boasso

ワイン名: Barbera d’Alba Boasso

タイプ:赤

産地:イタリア、ピエモンテ

品種:バルベーラ

ヴィンテージ: 2011

価格帯: 2000-2500円

テースティング日:2014年6月28日

コメント: イタリアのピエモンテ州のコスパの良い生産者。香りはあまりしないが葡萄の皮、墨、アタックはとにかく濃く酸が強めでタンニンが強くフルボディ。ガツン系好きな人には最高。

Marchesi Incisa della Rocchetta/Grignolino d’Asti 2014 (マルケージ インチーザ デッラ ロケッタ/グリニョリーノ ダスティ)

オススメ度:3/5

生産者: Marchesi Incisa della Roccheta

ワイン名: Grignolino d’Asti

タイプ:赤

産地:イタリア、ピエモンテ

品種:グリニョリーノ

ヴィンテージ: 2014

価格帯: 1500-2000円

テースティング日:2018年5月20日

コメント: イタリアのピエモンテ州の貴族の生産者で女性醸造家。スタッフも女性ばかりで訪問時対応してくれたのはすべて女性。このワインは珍しいグリニョリーノという地品種を使ったワイン。シンプルなワインで収穫してしぼってためて、色ついたから瓶につめったって感じ@現地にて

Monchiero Carbone/ Roero Arneis Re Cit 2012 (モンキエロ カルボーネ/ロエロ アルネイス レチット)

オススメ度:4/5

生産者: Monchiero Carbone

ワイン名: Roero Arneis Re Cit

タイプ:白

産地:イタリア、ピエモンテ

品種:アルネイス

ヴィンテージ: 2012

価格帯: 2000-2500円

テースティング日:2013年9月29日

コメント: イタリアのピエモンテ州の優良生産者で私も大好きなワイナリ。ピエモンテの白ワインといえばやはりアルネイス種を使ったワインで早のみから長熟まで楽しめる。このワインはステンレスのみでの発酵だが素晴らしいワイン。白い花、柑橘系、ミネラル、皮の香り。コク旨味が凝縮されていてとろりとしている。濃厚な甘みが後味にくる。複雑で2000円台前半ということでコスパ抜群。

La Spinetta/Bionzo Barbera d’Asti Superiore 2009 (ラ・スピネッタ/ビオンゾ バルベーラ ダスティ スペリオーレ)

オススメ度:5/5

生産者: La Spinetta

ワイン名: Bionzo Barbera d’Asti Superiore

タイプ:赤

産地:イタリア、ピエモンテ

品種:バルベーラ

ヴィンテージ: 2009

価格帯: 6500-7000円

テースティング日:2015年10月25日

コメント: イタリアのピエモンテ州バルバレスコ地区のトップ生産者。非常に有名だが個人的にも一番好きなワイナリーでこれほど有名でもワイナリー訪問の案内は丁寧で全部飲ませてくれた。

このワインはバルベーラという品種を使っており、一般的にバルベーラは酸味が強く濃いワインとなる。このワイン、凝縮感はあるが同時に気品がある。隙きのない兼粉構造をもったシリアスなワイン。クリスタルのごとく。しばらくすると香りが一気に広がりインク、墨、黒果実などの複雑な味となる。素晴らしいワイン。

Oddero(オッデーロ)

Winery:  Oddero

Region: Barolo, Italia

Recommendation

・Barolo Brunate
・Barolo Bussia

・Barolo Bussia Comment: 2週間弱バローロにいると今までどれほどバローロを知らなかったのかよく分かる。ネッビオーロはピノ・ノワールのような品種で数百メータでかなり味がことなる。バローロは左下のセッタルンガあたりの地域が力強く、左上のモッラあたりが華やかというのが一般的だが半分程度が本当かなというところ。Odderoは古いというだけで期待していなかったがそのワインは恐るべきエレガントさと力強さ。特にBussiaの2006はすごいワインでした。昔ながらの大樽で寝かせるだけのシンプルな作りをしているワイナリーですが生産数が以外と少ないのでBussiaはあったら買いです。

Le Piane (レ・ピアーネ)

Winery: Le Piane

Region: Piemonte, Italia

Recommendation:

  • Colline Novaresi La Maggiorina
  • Boca Antonio Cerri

Comment: ピエモンテといえば日本ではバローロ、バルバレスコが有名ですが、要はネッビオーロの品種がやはり偉大で長熟に耐えうる品種だからでしょう。ほとんどの人はなかなか本物を味わっていないとおもいますが・・(30年くらいしないとわからないので)

この作り手はネッビオーロ主体ですが、その他昔からのぶどうも混ぜて作る人で少し特色がありますが、古いビンテージも手頃な値段で手に入るので是非一度試してください。ネッビオーロはバローロ以外にもあります。

Winery: Marchesi Incisa della Rocchetta (マルケージ・インチーザ・デッラ・ロケッタ)

Region: Italia, Piemonte

Recommendation

・Marchese Leopold

・Sant’Emiliano

Comment: イタリアピエモンテ州のピノネロ(ピノノワール)が素晴らしい生産者。門をくぐるとそこは貴族の館!女性が当主だからか、案内してくれる従業員は女性が多い。あまり有名ではないですが個々のワインはコスパもよく素晴らしい綺麗なワインです