Zaccagnini/ Montepulciano D’abruzzo San Clemente 2010 (ザッカニーニ/モンテプルチアーノ ダブルッツォ サン・クレメンテ)

オススメ度:3/5

生産者: Zaccagnini

ワイン名: Montepulciano d’abruzzo San Clemente

タイプ:赤

産地:イタリア、ダブルッツォ

品種:モンテプルチアーノ

ヴィンテージ: 2010

価格帯: 4000-4500円

テースティング日:2015年9月23日

コメント: イタリア中部のアブルッツォにあるザッカニーニの上級キュベ。今見ると日本で流通していないのが残念。黒ベリーや樽香。タバコのニュアンス。タンニンが柔らかく風格がある。

Emidio Pepe/ Trebbiano D’abruzzo 2004 (エミディオ ペペ/トレッビアーノ ダブルッツォ)

オススメ度:4/5

生産者: Emidio Pepe

ワイン名: Trebbiano d’abruzzo

タイプ:白

産地:イタリア、ダブルッツォ

品種:トレッビアーノ

ヴィンテージ: 2004

価格帯: 9500-10,000円

テースティング日:2015年10月1日

コメント: こちらもアブルッツォの雄エミディオ・ペペ。MUSTDRINKの一本だが高くなっている。当時は7000円前後だが最新ヴィンテージは軽く1万超えか。まあミシュランのイタリアンには必ずラインナップとしてあるし仕方がないが、もっとストックしておくべきであった。トレッビアーノ「葡萄品種」の真髄がここにあるといって過言ではない。その圧倒的な複雑さとバランス感、果実味。どれをとっても一級品です。

Zaccagnini/ Montepulciano D’abruzzo Tralcetto 2012 (ザッカニーニ/モンテプルチアーノ ダブルッツォ トラルチェット)

オススメ度:4/5

生産者: Zaccagnini

ワイン名: Montepulciano d’abruzzo tralcetto

タイプ:赤

産地:イタリア、ダブルッツォ

品種:モンテプルチアーノ

ヴィンテージ: 2012

価格帯: 1500-2000円

テースティング日:2015年5月11日

コメント: イタリア中部のアブルッツォにあるザッカニーニ。所謂ちょー有名ワイナリーでこのワインは小枝がぶら下がっているので見た人は多いかもしれないですね。このワイナリーは宿泊もしてパーティも出席したので懐かしい。

さて1500円くらいの価格帯ですが、香りは深淵で樽が少し、透明感のある赤い果実見。アタックはシルキーでバランスが良く、スパイス、カシスの甘みとコク、柔らかなタンニン飲みやすい。

Anselmi/San Vincenzo 2014 (アンセルミ/サンヴィンチェンツォ)

オススメ度:5/5

生産者: Anselmi

ワイン名: San Vincenzo

タイプ:白

産地:イタリア、ヴェネト

品種:ガルガネーガ、ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ

ヴィンテージ: 2014

価格帯: 2000-2500円

テースティング日:2019年9月25日

コメント: アンセルミのVincenzo・・・2000円前後としては偉大な白ワインと言っても過言ではないそのワインは、イタリア、ヴェネチアがあるヴェネト州からの1本。

ヴェネト州には有名なソアヴェというワインがあって実はこのワイン、実際はソアヴェ。しかしながら安価で美味しくないソアヴェが流通したことによりアンセルミはソアヴェの名前をワインから外したことで有名。ソアヴェの名前がないがこれぞソアヴェの真髄と言わしめる歴史的一本。

香りは強く麦系の茶色、レモン、白い花。アタックは酸味が心地よくバランスが最高。ソアヴェ(ガルガネーガという品種)の特徴である苦味と果実味が入り混じった複雑な味。自然と喉を通っていくこれこそがワインと言える。おそらく100回以上は飲んでいると思うが、いつ飲んでも素晴らしいワイン。ちなみに近年はスクリューキャップとなっているがこれも素晴らしい。2000円前後のワインにコルクなどは面倒なだけだ。

Cantina Tollo/Aldiano Trebbiano d’abruzzo 2013(カンティーナ トッロ/アルディアーノ トレッビアーノ ダブルッツォ)

オススメ度:4/5

生産者: Cantina Tollo

ワイン名: Cantina Tollo/Aldiano Trebbiano d’abruzzo

タイプ:白

産地:イタリア、アブルッツォ

品種:トレッビアーノ

ヴィンテージ:2013

価格帯: 1500-2000円

テースティング日:2014年7月7日 コメント:香りは青りんご、オイル系というかミネラル感。パッション系のアタックと苦味も感じる。上品な感じで良い。

勝沼醸造/Arugabranca Pipa 2015(アルガブランカ ピッパ)

オススメ度:3/5

生産者:勝沼醸造

ワイン名:Aruganranca Pipa

タイプ:白

産地:日本

品種: 甲州

ヴィンテージ:2015

価格帯: 3500-4000円

テースティング日:2019年9月21日

コメント:日本では世界に通じるワイナリの1つ。香りは麦、レモン、ライチ、花梨で複雑。バランスが良く優しい柑橘系の味とほろ苦い後味。良い。

Cantina Tollo/ C’incanta Trebbiano d’abruzzo 2011(カンティーナ トッロ/チ インカンタ トレッビアーノ ダブルッツォ)

オススメ度:4/5

生産者: Cantina Tollo

ワイン名: Cantina Tollo/C’incantaTrebbiano d’abruzzo

タイプ:白

産地:イタリア、アブルッツォ

品種:トレッビアーノ

ヴィンテージ:2011

価格帯: 2500-3000円

テースティング日:2015年11月25日

コメント:協同組合が作る素晴らしいワインでC’incantaはより自然な作り方を意識した上級のキュベです。セメントタンクに皮ごと18ヶ月ぶちこむ単純かつ明確な熟成方法。

ほんのりと苦味を感じるが濃密なワインで、飲むと作りてが大事に作ったのだと感じるようなホッとするワイン。

G.H. Mumm/Millesime 2008 (G.H. マム/ミレジメ)

オススメ度:4/5

生産者: G.H. Mumm

ワイン名: Millesime 2008

タイプ:スパークリング

産地:フランス、シャンパーニュ

品種:シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ

ヴィンテージ: 2008

価格帯: 7000-1500円

テースティング日:2019年9月17日

コメント: F1でお馴染みのマム。華やかな印象ですが、実力はトップクラス。ワイナリー訪問で改めてその素晴らしさに気付かされました。特徴はなんといってもピノ・ノワールを全面に出したマッチョな味。このヴィンテージものも例外なく力強い。

酵母の香り、グレープフルーツの白いところ、腐ったりんご、麦、樽、アタックは重厚で果実味があふれる。樽も感じるがフレッシュ感のためか嫌な感じはない。余韻も長く完成されたシャンパーニュの1本。

Maxime Blin/Carte Blanche NV (マキシム ブラン/カルテ・ブランシュ)

オススメ度:3/5

生産者: Maxime Blin

ワイン名: Carte Blanche

タイプ:スパークリング

産地:フランス、シャンパーニュ

品種:シャルドネ、ピノ・ノワール

ヴィンテージ: NV

価格帯: 5000-6000円

テースティング日:2016年9月17日

コメント: シャンパーニュのRM(自家栽培の葡萄で作っているワイナリー)。香りはトースト香、青りんご。分厚いアタックでボリューミー。酵母感が強くまろやか。写真は1つ上のランクのもの。

Umani Ronchi/Costamorro 2007 (ウマニ・ロンキ/コスタモッロ)

オススメ度:4/5

生産者: Umani Ronchi

ワイン名: Costamorro

タイプ:赤

産地:イタリア、アブルッツォ

品種:モンテプルチアーノ

ヴィンテージ: 2007

価格帯: 3500-4000円

テースティング日:2019年9月13日

コメント: マルケのトップ生産者ウマニ・ロンキが隣のアブルッツォ州で生産する赤。

香りは赤黒い果実味、胡椒、インク。12年経過でタンニンが心地よく果実味に溶け込んでいる。バランスもよく凛とした酸味が良い。葡萄をかじったようなジューシーさもありこのクラス(3000円台)では複雑。良い。