Gerard Schueller et Fils/Pinot Gris Reserve (ジェラール・シュレール・エ・フィス ピノ・グリ・レゼルヴ)


オススメ度:3/5

ワイン名: Pinot Gris Reserve (Pinot Gris Reserve )

生産者: Gerard Schueller et Fils (ジェラール・シュレール)

産地:フランス、アルザス

品種:Pinot Gris(ピノ・グリ)

ヴィンテージ:2008

テースティング日:2015年5月

コメント:ピノ・グリはイタリアではピノグリージョ。グリはその名の通り灰色なのでぶどうの皮も灰色っぽくなり、フィルタなどしないと透明なワインの色にはならない。個人的にはすごく好きな品種の1つ。

  • 香り:柑橘系、皮、洋梨、はちみつ
  • 味:女性的なまるい感じのアタック
  • 展開:酸味を強く感じる
  • アフター:ほろにがい

Rietsch Silvaner V.V. (リエッシュ シルヴァネール ヴィエイユヴィーニュ)

オススメ度:4/5

ワイン名: Silvaner V.V. (シルヴァネール ヴィエイユヴィーニュ)

生産者:Rietsch (リエッシュ)

産地:フランス、アルザス

品種:シルヴァネール(シルヴァーナ)

ヴィンテージ:2012

テースティング日:2015年1月26日

コメント:このワイン、抜栓後2週間経過しても美味しかった。

  • 香り:弱い(シルヴァーナは基本弱い)、柑橘系、石
  • 味:柑橘系とパイン、石膏を感じる
  • 展開:NA
  • アフター:NA

Camille Braun Silvaner (カミーユブラウン シルヴァネール)

オススメ度:4/5

ワイン名: Silvaner (シルヴァネール)

生産者: Camille Braun  (カミーユブラウン)

産地:フランス、アルザス

品種:シルヴァネール(シルヴァーナ)

ヴィンテージ:2012

テースティング日:2015年5月13日

コメント:フランスはアルザスのシルヴァネール。ドイツではシルヴァーナでフランケン地方で有名なドイツのぶどう品種。このワインは値段も手頃で気軽に優しい。残念だったのは2日目には酸が抜けたことなので、抜栓後は短命。

  • 香り:ビワ
  • 味:優しいコクのまろやかな酸、ネクターのまろやかさ
  • 展開:熟したパインのフルーティーな感じが広がる
  • アフター:ほろにがい

Scarborough

Winery: Scarborough

Region: Hunter Valley, Australia

Recommendation:

・ Chardonney

Comment: セミヨンが有名なハンターヴァレーですが、このワイナリはシャルドネがいいです。5から6種類確かテースティングしましたが迷わずシャルドネ購入!日本にあるかわかりませんが、見つかったら是非試してください

De Luliis

Winery: De Iuliis

Region:  Hunter Valley, Australia

Recommendation:

  • Show Reserve Chardonnay (White Wine)
  • Semillon Aged Release (White Wine)

Comment: セミヨンといえば、少しワインの知っている方ならボルドーの白ワイン、特にソーテルヌの貴腐ワインを思い出すと思います。

但しボルドーはブレンドの文化?なのでソーヴィニヨンで酸味を補っており、ボルドー白=セミヨンではないと思っています。

世界中でどこがセミヨンの産地か?その1つの答えがハンターヴァレーにあります。ハンターヴァレーはシドニーから近く行きやすいため個人的にも3回訪ねています。

セミヨンの真価はずばり熟成。熟成をしたセミヨンは妖艶な輝きがあります。De Illuisはもともとはイタリア出身で比較的新しいワイナリですが、完成度の高さは半端ではありません。輸入されていないのがなんとも悲しいです。

De Angelis

Winery: De Angelis

Region:  Marche, Italia

Recommendation:

・Offida Passerina  (White Wine)

・Anghelos (Red Wine)

Comment: このワイナリーは残念ながら訪れたことがないのですが、やはりコストパフォーマンス抜群の生産者。白ワインはパッセリーナというイタリア土着品種で、素晴らしい酸味とうまみのバランスで魚料理と相性抜群。赤の推奨はAnghelosでイタリアの中部地方ではよく使われるMontepulcianoを主体としてCabernet Sauvignon, Sangioveseのブレンドワインです。

https://item.rakuten.co.jp/toscana/c/0000002720/

Umani Ronchi (ウマニ・ロンキ)

おすすめワイン生産者

Winery:  Umani Ronchi

Region:  Marche/Abruzzo, Italia

Recommendation:

・Casal di Serra Verdicchio dei Castelli di Jesi Classico Superiore (White Wine)

・Prenio Verdicchio dei Castelli di Jesi Classico Riserva (White Wine)

・Vellodoro terre di Chieti Pecorino (White Wine)

・Fonte del Re Lacrima di Morro d’alba (Red Wine)

Comment: 日本で現地と値段がほぼ変わらなく、手に入れやすい、イタリア中部Marche, Abruzzoのコストパフォーマンス抜群の生産者。ヴェルディッキオというイタリア土着品種の名手。実はこの品種は熟成した時に真価を発揮します。ワイナリに行ったときにPlenioというヴェルディッキオの白ワイン1999年が2本ほど乱雑に転がっていたので1本30 ユーロくらいで分けてもらいましたが、この15年経過したワインが素晴らしいこと。白ワインでベストの1つです。ちなみに1つだけ赤ワインを推奨していますが、この赤の品種はLacrima di Morro D’albaというものできれいなバラの香りが特徴で、マルケの隠れた?素晴らしいブドウ品種の1つ。

Il Carpino (イル・カルピノ)

おすすめワイン生産者

Winery:  Il Carpino

Region:  Friuli-Venezia Guilia, Italia

Recommendation:

・Selezione Ribolla Gialla Il Carpino (White Wine)

・Selezione Marvasia Il Carpino (White Wine)

・Selezione Pinot Grigio Vis Uvae Il Carpino (White Wine)

・Vigna Runc Bianco Runc Il Carpino (White Wine)

・Selezione Cabernet Sauvignon Il Carpino (Red Wine)

・Rubrum (Red Wine)

Comment:  ベネチアから2時間ほど車で北にいったところにフリウリはあります。フリウリは白ワイン生産地として世界的にも有名なところです。タイプによりますが、赤ワインのような作り方をするものについては、ワイン自体に厚みがすごく肉やエスニック料理にもあいます。この生産者は私の親友で、私の結婚式にも来日してくれました。来日でお会いしたのが3回ほど、私がフリウリにいったのは6回ほどですので、ワインの作り方なども季節ごとでみてきました。

試していただきたいのがフリウリの地品種であるRibolla Gialla。注意事項としては抜栓してから少なくとも3日間は味の変化を楽しんでください。2日目以降にならないとこのワイン(というかCarpinoのワインすべて共通)の真価はわかりません。またメルロー種を使ったRubrumも化け物のようなワインですので、見かけたら絶対買いです。