I Campi/Soave Classico Campo Vulcano 2018 (イ カンピ/ソアヴェ クラシコ カンポ ヴルカーノ)

オススメ度:3/5 – good

生産者:I Campi

ワイン名:Soave Classico Campo Vulcano

タイプ:白

産地:イタリア、ベネト

品種:ガルガネーガ主体

価格帯:2,000円〜

ヴィンテージ:2018

テースティング日:2020年12月25日

コメント: イカンピはイタリア、ヴェネト州の生産者。このソアヴェは上級キュヴェ。香りはゴム、ハッカ、南国系の果実。あまりイタリアっぽくない。アタックは酸味が骨格を支えており、ほのかな柑橘系のほろ苦さ。ハーブ、パッションフルーツなど。

Centopassi/Rosso 2014 (チェントパッシ/ロッソ)

オススメ度:3/5  -good

生産者: Centopassi

ワイン名: Rosso

タイプ:赤

産地:イタリア、シチリア

品種:ネロ・ダーヴォラ、メルロー

ヴィンテージ: 2014

価格帯:1000〜

テースティング日:2020年12月20日

コメント:チェントパッシはシチリアの協同組合の1つ。香りは濃縮感のある赤黒果実、甘草、インド系のスパイス。アタックはまろやかなで丸い。香りの通りのベリー系で熟成したからかタンニンがうまく溶け込んでいる。

Chiarli/Lambruco del Fondatore 2018(キアルリ/ニヴォラ ランブルスコ)

オススメ度:4/5  – very good

生産者:Chiarli

ワイン名: Lambursco del Fondatore

タイプ:スパークリング

産地:イタリア、エミリア・ロマーニャ

品種: ランブルスコ

ヴィンテージ:2018

価格帯:2,000円〜

テースティング日:2020年12月19日

コメント:キアルリはイタリア・エミリア・ロマーニャ州の生産者でランブルスコの概念を覆すほどの素晴らしい生産者。鮮度を保つため基本的にオーダが入ってから瓶詰めをしているこだわりよう。このワインは瓶内二次発酵で作られている。香りは新鮮ないちご、アタックは辛口でシンプルだがラズベリーのヒントが心地よい。ランブラスコが苦手な人はキアルリを一度試すと良い。

Castello di Bolgheri/Varvara 2014 (カステッロ ディ ボルゲリ/ヴァルヴァラ)

オススメ度:3/5 – good

生産者: Castello di Bogheri

ワイン名: Varvara

タイプ:赤

産地:イタリア、トスカーナ

品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド

ヴィンテージ:2014

価格帯: 3,000〜

テースティング日:2020年12月16日

コメント: カステッロ・ディ・ボルゲリはイタリア、トスカーナの所謂貴族。サッシカイアから見ると本家にあたる。このワインはセカンド・ワインの位置づけだがトスカーナにしてはコスパよし。香りはスッキリとした果実系、プラム、森林。アタックは重くなく軽くなく繊細で素直に美味しい。ミント系のハーブなども感じて全体的にキレイなワイン。

La Spinetta/ Gallina Barbera d’Alba 2003 (ラ スピネッタ/ガッリーナ バルベーラ ダルバ)

オススメ度:3/5 – good

生産者: La Spinetta

ワイン名: Gallina Barbera d’Alba

タイプ:赤

産地:イタリア、ピエモンテ

品種:バルベーラ

ヴィンテージ:2003

価格帯: 7,000〜

テースティング日:2020年12月10日

コメント: イタリア、ピエモンテ州の優良生産者であるスピネッタが作る化け物バルベーラ。17年経過しているが、まだまだ熟成可能でバルベーラとしては常識を覆すモンスターワイン。香りは赤黒いベリーのジャム系、インク、鉛筆の芯、ミント。アタックは面白く果実味豊かなフレッシュ感と同時に濃さがありきれいなワインとなっている。森林の中のような感覚。

Le Macchiole/Scrio 2004 (レ マッキオーレ/スクリオ)

オススメ度:5/5  -best of best

生産者: Le Macchiole

ワイン名: Scrio

タイプ:赤

産地:イタリア、トスカーナ

品種: シラー

ヴィンテージ: 2004

価格帯: 30,000〜

テースティング日:2020年12月4日

コメント: イタリアトスカーナ地方の所謂スーパートスカン。このワインは絶対に飲むべきワイン。マッキオーレは素晴らしいワインを3種だしており、カベルネ・フランのパレオ、メルローのメッソーリオ、そしてこのシラーのスクリオ。

香りはすみれ、森林、ミント、なめし革、炭、木樽、火薬など複雑。第一印象は透明感と奥行き。舌の上ではカカオ、炭、小さい赤い果実味。とにかくスケールが違いすぎる圧倒的なワイン。なぜこんな完璧なワインを作れるかまったくわからない・・

Castel del Monte/Bolonero 2012 (カステル・デル・モンテ/ボーロネーロ)

オススメ度:3/5 –good

生産者:Castel del Monte

ワイン名:Bolonero

タイプ:赤

産地:イタリア、プーリア

品種:ネーロディトロイア、アリアニコ

ヴィンテージ: 2012

価格帯: 1,000-1,500円

テースティング日:2020年12月8日

コメント:イタリア、プーリア州の超コスパワイン。8年経過しているが香りは濃く赤黒い果実味、墨、暗い林。完熟の黒ベリー、シダ、腐葉土。アタックは比較的なめらかでやはり赤黒い完熟したベリー。酸味とタンニンは控えめに感じる。

Garofoli /Macrina Verdicchio Di Castelli Di Jesi Classico Superiore 2018 (ガロフォリ/マクリーナ ヴェルディッキオ デイ カステッリ ディ イェージ クラシコ スペリオーレ)

オススメ度:3/5 – good

生産者:Garofoli

ワイン名:Macrina Verdicchio dei Castelli di Jesi Classico Superiore

タイプ:白

産地:イタリア、マルケ

品種:ヴェルディッキオ

ヴィンテージ: 2018

価格帯: 1200-1500円

テースティング日:2020年12月8日

コメント: イタリア、マルケの雄、ガロフォリのコスパワイン。香りはレモン、パッションフルーツ。アタックはフレッシュ感と豊かな果実味、グレープフルーツ。コスパよし。キンキンに冷やしてサービス。

Contratto/ For England Spumante Rose Pas Dos 2014 (コントラット/フォー イングランド スプマンテ ロゼ パドゼ)

オススメ度:4/5 – very good

生産者:Contratto

ワイン名:For England Spumante Rose Pas Dose

タイプ:スパークリング

産地:イタリア、ピエモンテ

品種:ピノ・ネロ

価格帯:5,000-6,000円

ヴィンテージ:2014

テースティング日:2020年12月6日

コメント:コントラットはイタリア、ピエモンテの生産者でバルバレスコの有名生産者ラスピネッタが経営。地下修道院は貯蔵庫になっているが見学が可能。一度は見てみる価値がある。さて、そのスプマンテはその辺りのシャンパンを凌駕する。香りは白い果実で中心がピンク系。ウイスキーやナッツの風味。太い香りだ。アタックは細かい泡が心地よくドライだがボリューム感がすごい。洗練されており果実味も豊か。Pas Doseとはリキュールを添加していない(普通のシャンパンはする)こと。

Anselmi /San Vicenzo 2012 (アンセルミ/サン ヴィンチェンツォ)

オススメ度:4/5 – very good

生産者:Anselmi

ワイン名:San Vicenzo

タイプ:白

産地:イタリア、ヴェネト

品種:ガルガネーガ、シャルドネ、ソーヴィニョン・ブラン

価格帯:2,000-2,500円

ヴィンテージ:2012

テースティング日:2020年12月4日

コメント:アンセルミはイタリアヴェネトの生産者でソアヴェと一線を隠すためソアヴェの名前は使わない。ソアヴェといえば個人的にアンセルミとピエロパンが抜き出ているように感じる。香りは桃、黄色い系の果実。なぜか樽のような風味とはちみつ、花梨、アプリコットなど。アタックは想像どおりの香りのままでなめらか。8年経過しているがフレッシュさが全体にありまだとろんとした感じになっていない。ほろ苦さがあとにきて全体が優しくまとまっている。流石。