Cloudy Bay/Pinot Noir (クラウディベイ/ピノ・ノワール)

オススメ度:4/5

生産者:Cloudy Bay

ワイン名:Pinot Noir

タイプ:赤

産地:ニュージーランド、マルボロ

品種:ピノ・ノワール

ヴィンテージ:2012

テースティング日:2019年7月26日 コメント:ニュージーランドの生産者が口を揃えていうのが、なぜか10年以上は熟成がとまる(よくならない)という。このピノ・ノワールは7年経過。さくらんぼ、なめし皮、八角、タイムのような香り、アタックはとても柔らかく酸も心地よい。余韻も優しいタンニンとともに5秒は続く。さすがはクラウディ・ベイといったところか 。頑張って5年は熟成してみてください。

Arianna Occhipinti(アリアーナ・オッキピンティ)

Winery: Arianna Occhipinti

Region: Scilia, Italia

Recommendation:

  • SP68 Rosso

Comment: シチリアはワインが多様なところで西東でだいぶそのスタイルは異なります。このワインは南東にあるワイナリーでフラッパーとという聞いたことの無い地品種をつかっています。ワイン自体はいわゆる自然派で温度調整もなく自然に発酵させているようです。エレガントでうまいですね。

Mount Pleasant/Elizabeth Semillon (マウント・プレザント/エリザベス セミヨン)

オススメ度:2/5

生産者:Mount Pleasant

ワイン名:Elizabeth Semillon

タイプ:白

産地:オーストラリア、ハンター・ヴァレー

品種:セミヨン

ヴィンテージ:2015

テースティング日:2015年12月28日

コメント:ハンター・ヴァレーのワイン。セミヨンは酸味、骨格があまりない品種だが、これはなぜか酸味が突き出ていてシンプル

つぶやき第1回:ワインの消費量について

日本においては人口1人あたりのワイン消費量は今3リットルまで上がっています。20年前が1リットルですので単純に20年間で3倍も需要が増えています。この10年でも150%伸びているのでなかなかの市場となっています。*

さらにこの数字は人口一人あたり、つまり老人も赤ちゃんも含まれています。実際は5−6割程度が飲む世代とした場合は人あたり6リットル、つまり8本程度となります。**(総務省の人口統計の分割が15-64歳とかになっているからわかりにくい)。

どちらにしてもフランスと比較すると10分の1にも満たないので、文化的な浸透はまだまだですね。ちなみに世界のトップ2はバチカン、アンゴラ***ですがまあこれは数字あそび。バチカンは人口1000人ですし、アンゴラはいってしまえばヨーロッパ大陸の免税店(ガソリン、買い物などでごった返すところ)ですから数字が高くなるのは当たり前ですね。

July 2019, Ken Hattori

Reference:
*https://www.kirin.co.jp/company/data/marketdata/pdf/market_wine_2017.pdf

**http://www.stat.go.jp/data/jinsui/2016np/


**https://www.forbes.com/sites/niallmccarthy/2016/05/17/the-worlds-biggest-wine-drinkers-infographic/#315391837a57

Scarborough/Chardonnay (スカーボロー/シャルドネ)

オススメ度:4/5

生産者:Scarborough

ワイン名:Chardonnay

タイプ:白

産地:オーストラリア、ハンター・ヴァレー

品種:シャルドネ

ヴィンテージ:2007

テースティング日:2011年1月11日 コメント:ハンター・ヴァレーではオススメの生産者。なぜ輸入されないのか不思議ですね。香りは熟したパッションフルーツ、アタックは旨味とほろにがさ、バランスもよく味わいもスッキリしている。良い。

Babich/Winemakers’ Reserve Merlot (バビッチ/ワインメーカズ リザーブ メルロー)

オススメ度:3/5

生産者:Babich

ワイン名:Winemakers’ Reserve Merlot

タイプ:赤

産地:オーストラリア、ホークスベイ

品種:メルロー

ヴィンテージ:2013

テースティング日:2019年7月25日

コメント:色は濃い紫、香りは青っぽさ(ピーマン)、ブラックベリー、カシス、墨。あったくは酸が柔らかく、丸い。縦にすっと消えるような感じの余韻。コスパは悪い。

Guy Allion Domaine du Haut Perron/Toucheronde (ギー・アリオン ドメーヌ・ドュ オーペロン/トッシュロンド)

オススメ度:3/5

生産者:Guy Allion Domaine du Haut Perron

ワイン名:Toucheronde

タイプ:赤

産地:フランス、ロワール

品種:カベルネ・フラン、マルベック、ガメイ

ヴィンテージ:2017

テースティング日:2019年7月24日

コメント:ロワールといえばカベルネ・フラン。外観は薄い紫、香りは木苺、すみれ、キャンディ、アタックは酸味が先に出るが爽やかで青いイメージ。タンニンはあまりなくさっぱりとしている。少しマルベックのせいかわからないが、果実味が甘く感じる。

旭洋酒/Chino

旭洋酒/Chino

オススメ度:3/5

生産者:朝洋酒

ワイン名:Chino

タイプ:白

産地:日本

品種:甲州

ヴィンテージ:2017

テースティング日:2019年7月24日

コメント:甲州らしい薄い黄緑の外観、少し気泡。匂いは薄いが白い花、麦でアタックは柔らかい。果実味、主に柑橘系が口の中に広がりマーマレードの香りも。フィニッシュはほろ苦い。食事に合うワイン。良い。

Santa Margherita/Prosecco Valdobbiadene Superiore (サンタ・マルゲリータ/プロセッコ ヴァルドッビアーデネ スペリオーレ)

オススメ度:3/5

生産者:Santa Margherita

ワイン名:Prosecco Valdobbiadene Superiore

タイプ:スパークリング

産地:イタリア、ヴェネト

品種:グレーロ

ヴィンテージ:NV

テースティング日:2019年7月23日

コメント:外観は薄い黄色、香りはプロセッコによくある麦わら、青りんご、変な甘さが残らずバランスがよい。はちみつ、花梨、余韻は少し苦い。良いプロセッコ。

ちなみにプロセッコのかんたんな見分け方としてプロセッコだけ書いてあるものとプロセッコスペリオーレとあるものがあり、値段もあまり変わらないので前者はできれば避けたほうが良い

Gracia de Chile/Carmenere (グラシア デ チリ/カルメネール)

オススメ度:3/5

生産者:Gracia de Chile

ワイン名:Carmenere

タイプ:白

産地:チリ

品種:カルメネール

ヴィンテージ:2011

テースティング日:2014年3月21日

コメント:デイリーワインの価格のカルメネール。カルメネールはもともとボルドーの品種だがフィロキセラで全滅したため今はチリでの主要品種。香りは少し葡萄の皮、バランスがよく軽やかでまろやか。