カテゴリー: ドイツ
美味しいワイン#96 エゴン・シェーファー/EGON SCHÄFFER “Silvaner Spätlese Trocken Alte Reben 2009”
美味しいワイン#67 ロバート・ヴァイル/Robert Weil “Riesling Kabinett Trocken 2011”: The Greatest Wines Collection#67
Robert Weil Kiedrich Grafenberg Riesling Spatlese 2010 (ロバート・ヴァイル/キードリッヒ・グレーフェンベルク リースリング シュペートレーゼ)
オススメ度:3/5 – good
生産者:Robert Weil
ワイン名:Kiedrich Grafenberg Riesling Spatlese
タイプ:白
産地:ドイツ、ラインガウ
品種:リースリング
価格帯:8,000円〜
ヴィンテージ:2010
テースティング日:2021年1月3日
コメント:世界最高峰の白ワインを生産するドイツ、ラインガウのロバートヴァイル。このワインは甘口のシュペトレーゼだが他のワイナリーではアウスレーゼレベルの糖度を持つ。香りはかりん、蜂蜜、ブランデー、干しぶどう。アタックは濃縮された甘みがあるがキレイな酸が支えており意外とさらっとしており、上品。10年の寝かしているがまだ飲むのは早かったか複雑味がでていなかったのが残念。
Egon Schaffer/ Escherndorfer Lump Alte Reben Silvaner Spätlese Trocken 2009
オススメ度:5/5 – Great
生産者:Egon Schaffer
ワイン名:Escherndorfer Lump Alte Reben Silvaner Spatlese Trocken
タイプ:白
価格帯:3,000-4,000円
産地:ドイツ、フランケン
品種:シルヴァーナ
ヴィンテージ:2009
テースティング日:2020年9月5日
コメント:エゴン シェーファーはドイツ、フランケンの生産者。素晴らしいワインで個人輸入をしたもの。香りはシルヴァーナ特有のバナナ、メロンの熟したもの、パッションフルーツ。アタックは華やかで蜜の香り、バナナのコク。完璧なバランスと心地よい酸味。
Robert Weil/ Kiedrich Klosterberg Riesling trocken 2011 (ロバート・ヴァイル/キードリッヒ・クロスターベルグ リースリング トロッケン)
オススメ度:5/5
生産者:Robert Weil
ワイン名:Kiedrich Klosterberg Riesling Trocken
タイプ:白
産地:ドイツ、ラインガウ
品種:リースリング
価格帯:7,000-10,000円
ヴィンテージ:2011
テースティング日:2020年4月11日
コメント:世界最高峰の白ワインを生産するドイツ、ラインガウのロバートヴァイル。このワインはロバートヴァイルが持っている3つの単一畑の1つで上級ワイン。香りは熟した黄色い果実味。ミネラル香。アタックは舌先がピリッとするが柔らかい口当たりで樽を使っていないのにバターのようなメイプルのような質感。奇跡のワイン。
Bernhald Huber/Sommerhalde Spätburgunder R 2009 (ベルンハルト・フーバ/ゾンマーハルデ シュペートブルグンダー)
オススメ度:3/5
生産者:Bernhard Huber
ワイン名:Sommerhalde Spätburgunder R
タイプ:赤
産地:ドイツ、バーデン
品種:シュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)
価格帯:10,000-15,000円
ヴィンテージ:2009
テースティング日:2012年9月10日
コメント:フーバーはドイツのバーデンの作り手。ピノ・ノワールの傑出したものが多いが正直高騰しすぎで現地に訪れたときも商業っぽい感じになっていた。香りは樽、ラズベリー、濃い緑のハーブや土。アタックは果実味がほのかに甘く、青みがかったプラム。ジューシーで余韻が長い。
Wegler/ Bernkasteler Doctor
オススメ度:5/5
生産者:Wegler
ワイン名:Bernkasteler Doctor
タイプ:白
産地:ドイツ、モーゼル
品種:リースリング
価格帯:3,000-4,000円
ヴィンテージ:2008
テースティング日:2012年5月8日
コメント:Weglerはドイツ、モーゼルの生産者。訪問した中でも最高の造り手の一人。香りは樽、メロン、パッションフルーツ、ネクタリン、グレープフルーツ。全体的にまろやかでミネラル感と酸味が素晴らしい。最高のリースリングの1つ。日本未入荷。
Johannishof(ヨハネスホフ)
Winery: Johannishof
Region: Rheingau, Germany
Recommendation:
- Johannisberg Kabinett
- Rudesheimer Losterlay Feinherb
- TBA (Riesling)
Comment: 何故かラインガウのリースリングは違う。このワイナリでの試飲でもやはりラッキーなことにTBA(世界の甘口ワイン最高峰)が手書きのボトルであったので飲ませてもらった。その複雑さと酸味、醤油やコーヒの香りがしてそれは素晴らしいワインです。2回目の訪問時にはなかった・・・くやしい。
Robert Weil (ロバート・ヴァイル)
Winery: Robert Weil
Region: Rheingau, Germany
Recommendation:
- Grafenberg (Kabinett Trocken)
- Kloster Berg (Kabinett Trocken)
- Turmberg (Kabinett Trocken)
- TBA
Comment: 偉大なリースリングに勝てるワインはこの世には居ないはず。なのに、うーん。ドイツワインが何故日本に普及しないのか。このような素晴らしく日本食に合うワインを何故忘れているのか不思議です。おそらくいくつかの理由が。①昔入ってきたドイツワインは甘口②輸入すると何故かドイツワインは高くなる(2倍以上)③赤ワインが高級というイメージが拭いきれない。4つめの推薦でTBAとありますが、これはトロッケンベーレンアウスレーゼという甘口ワインです。このロバートバイルTBAを一口飲めばその偉大さに気づくと思います。値段は375MLで7万くらいですが、予約しないと買えません。申し訳ないが、投機で高騰しているマルゴー(10万)を買う余裕があれば間違いなくここのTBAです。私はラッキーなことに試験管に入っているこのTBAが試飲できました。ちなみにTBAといっても生産者によっては単なる甘いワインになりますので少なくとも1万以下のTBAはちゃんと作っていないと思ってください。TBAほどそのコストとクオリティのバランスが良いワインはありません。