Winery: Ch. Prieure Lichine (シャトー・プリューレ・レシーヌ)

Region: France Bordeaux

Recommendation

・Ch. Prieure Lichine

Comment:ボルドーメドックの格付け4級シャトー。格付けは1853年に実施されているしメドックだけだからまったく意味がないので覚える必要がない。有名なだけで5万だしてもがっかりするワインが値段が高騰するボルドーのワインの中では奇跡的な値段でマルゴー村のワインの真髄を味わえるワイナリー。マルゴーは粘土質が多くメルローを比較的多く含んでおり一般的には繊細でふくよかなワインとなる(メルローはカベルネと違って水が好き)。機会があれば試すべきワインの1つ。

Le Piane (レ・ピアーネ)

Winery: Le Piane

Region: Piemonte, Italia

Recommendation:

  • Colline Novaresi La Maggiorina
  • Boca Antonio Cerri

Comment: ピエモンテといえば日本ではバローロ、バルバレスコが有名ですが、要はネッビオーロの品種がやはり偉大で長熟に耐えうる品種だからでしょう。ほとんどの人はなかなか本物を味わっていないとおもいますが・・(30年くらいしないとわからないので)

この作り手はネッビオーロ主体ですが、その他昔からのぶどうも混ぜて作る人で少し特色がありますが、古いビンテージも手頃な値段で手に入るので是非一度試してください。ネッビオーロはバローロ以外にもあります。

Feudo Antico (フェウド アンティコ)

Winery: Feudo Antico

Region: Aburuzzo, Italia        

Recommendation:

  • Tullum Bianco

Comment: 新しいDOC(イタリアのワインの法律で規定されたワイン)で、自然なワイン。ぶっちゃけ6ヶ月タンクに入れているだけ。発酵は天然の酵母が助けてくれる。それだけのことがどれだか難しく手間がかかるか。自然なワインは自然な味がします。

Winery: Marchesi Incisa della Rocchetta (マルケージ・インチーザ・デッラ・ロケッタ)

Region: Italia, Piemonte

Recommendation

・Marchese Leopold

・Sant’Emiliano

Comment: イタリアピエモンテ州のピノネロ(ピノノワール)が素晴らしい生産者。門をくぐるとそこは貴族の館!女性が当主だからか、案内してくれる従業員は女性が多い。あまり有名ではないですが個々のワインはコスパもよく素晴らしい綺麗なワインです

Lou Miranda Estate (ルー ミランダ エステート)

Winery: Lou Miranda Estate

Region: Barossa Valley, Australia

Recommendation:

  • Old Vine Shiraz Mourvedre

Comment: The Barossaといっても良いかもしれません。とにかく濃く、果実味がふんだんにあるオーストラリアバロッサヴァレーらしいワインです。

Winery: Rabaja di Bruno Rocca (ラバヤ・ディ・ブルーノ・ロッカ)

Region: Italia, Piemonte

Recommendation

・Barbaresco Rabaja

Comment: イタリアはピエモンテ、バルバレスコ村のすぐ近くにあるブルーノロッカ。有名なのでとりあえず期待もせずにいってみたら樽、樽、樽・・新樽の嵐ではないか。私の嫌いな果実味がない樽っぽいワインかと思いきや、そのワインは威厳に満ちており異次元のバルバレスコ。ラバヤは最上の畑といっているがこれほどまでとは思わず。いくつかのバルバレスコを出しておりリゼルバなど高いものもあるが、このもともとのフラッグシップのラバヤバルバレスコが一押し。

Winery: Ch. L’Evangile (シャトー レヴァンジル)

Winery: Ch. L’evangile (シャトー レヴァンジル)

Region: France, Bordeaux

Recommendation

・Ch. L’Evangile

Comment: 世界最高峰の1本といっても過言ではないレヴァンジル。隣にはシャトーペトリュス、ラコンセイヤント、ヴューシャトーセルタンと有名すぎるワイナリーがあります。道を挟んだところにはサンテミリオンのトップシャトーの1つシュバルブラン。ここはシャトームートンローチルトで有名なローチルト家が買い取ったシャトーですが、訪問時に説明してくれたのはそのころはまったくローチルト家の方針に従わなかった剛腕のおばあさんがいたそうです。

試飲ではわざわざ2007年を取り寄せていただきました。そのワインは忘れえぬ一本となっています。しかもボルドーの有名なシャトーはほとんどが訪問はVIPか高いお金でツアーをするところばかりですが、ここはなんとフリーでしかもプライベートツアーでした。それもあるのか人生のトップ10に間違いなく入るであろうワインです。

Krug/1995 (クリュッグ/1995)

オススメ度:3/5

生産者:Krug (クリュッグ)

ワイン名:1995 (1995)

タイプ:スパークリング

産地:フランス、シャンパーニュ

品種:シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ

ヴィンテージ:1995

テースティング日:2012/12/23

コメント:昔のテースティングノートを今になって記載しているが、クリュッグのヴィンテージものも2倍以上値上がっていますね。今となってはこの値段で飲む価値はなし(お金余っている人は別です)

  • 香り:トースト、ウイスキー、古酒に感じる梅酒、白い花
  • 味:深く濃い
  • 展開:梅酒、ウイスキーぽい味に渋み、深さ、上品な甘さ、酸味が広がる。素晴らしい。
  • アフター:長い

Domaine Gros Frere et Sceur(ドメーヌ グロ・フレール・エ・スール)

Winery: Domaine Gros Frere et Sceur

Region: Bourgogne, France

Recommendation:

  • Bourgogne Haut Cotes de Nuits Rouge
  • Bourgogne Haut Cotes de Nuits Blanc

Comment: 一般の人がワインで失敗するのがだいたいブルゴーニュ。例えばシャンベルタンという有名なワインを5000円で購入したのだがあまり好みでなかったとか。

美味しくない理由は2つあるかもしれない。1つはシャンベルタンは地域の畑の名前なのでそもそも生産者がたくさんいてどれがおいしいなんて皆目見当がつかない。2つは飲み頃でない=熟成していない。ブルゴーニュのワインの真骨頂は熟成。若いワイン(5年以内)であれば、少なくとも3日程度かけてのむこと。レストランならデキャンタという荒技を使うしかないが、あまりおすすめしません。 ちなみにこのワインは抜栓後3日目が絶頂期でした。

Cave des Onze Communes (カーヴ デ オンズ コミュヌ)

Winery: Cave des Onze Communes (カーヴ デ オンズ コミュヌ)

Region: Valle d’Aosta, Italia (ヴァッレ ダオスタ)

Recommendation:

  • Pinot Gris

Comment: ヨーロッパのワインは協同組合が結構狙い目。この地域は北の方にある小さい州ですが、この協同組合のワインはコスパよいです