Winery: Robert Weil (ロバート・ヴァイル)

Winery: Robert Weil

Region: Rheingau, Germany

Recommendation:

  • Grafenberg (Kabinett Trocken)
  • Kloster Berg (Kabinett Trocken)
  • Turmberg (Kabinett Trocken)
  • TBA

Comment: 偉大なリースリングに勝てるワインはドイツ以外にはこの世にはないはず。なのに、うーん。ドイツワインが何故日本に普及しないのか。このような素晴らしく日本食に合うワインを何故忘れているのか不思議です。おそらくいくつかの理由が。①昔入ってきたドイツワインは甘口②輸入すると何故かドイツワインは高くなる(2倍以上)③赤ワインが高級というイメージが拭いきれない。4つめの推薦でTBAとありますが、これはトロッケンベーレンアウスレーゼという甘口ワインです。このロバートバイルTBAを一口飲めばその偉大さに気づくと思います。値段は375MLで10万くらいですが、予約しないと買えません。申し訳ないが、投機で高騰しているマルゴー(10万)を買う余裕があれば間違いなくここのTBAです。私はラッキーなことに試験管に入っているこのTBAが試飲できましたが現物はやはり現地でも売っていなかった。

Winery: Helen & Joey (ヘレン&ジョーイ)

Winery: Helen & Joey (ヘレン&ジョーイ)

Region: Yarra Valley, Australia

Recommendation:

  • Chardonnay
  • Merlot Cabernet

Comment: メルボルンから北にいったところのワイン名産地、ヤラヴァレーです。酸がおとなしく全体的にまとまっている印象であまりオーストラリアぽくないですが、良いワインが手軽に飲める場所です。

Helen & Joeyは中国人系のワイナリ。よくしゃべるおばちゃんですが、とても素直なワインで値段も手頃です

Domaine Kloster Eberbach/Assmannshauser Hollenberg Spatburgunder Spatlese (ドメーヌ・クロスター・エーバーバッハ/アスマンスホイザー・ヘレンベルグ・シュペートブルグンダー・シュペトレーゼ)

オススメ度:4/5

生産者:Domaine Kloster Eberbach (ドメーヌ・クロスター・エーバーバッハ)

ワイン名:Domaine Kloster Eberbach/Assmannshauser Hollenberg Spatburgunder Spatlese  (ドメーヌ・クロスター・エーバーバッハ/アスマンスホイザー・ヘレンベルグ・シュペートブルグンダー・シュペトレーゼ)

タイプ:赤

産地:ドイツ、ラインガウ

品種:ピノノワール

ヴィンテージ:1996

テースティング日:2017年11月10日

コメント:ドイツのフランクフルト空港から1時間ちょっと走るとそこはリースリングの聖地ラインガウ。世界最高峰のリースリングが生まれるところですが、そこに行くときは必ず宿泊する料理宿があり、そこのビストロでソムリエにすすめてもらって飲んだワイン。シュペートブルグンダーはピノ・ノワールのドイツ名。20年経過したピノ・ノワールのこのワインは逸品でした。テースティングノートがないのが残念。

Freixenet/Cordon Negro Grand Selection CAVA (フレシネ・コルドン・ネグロ・グランセレクション・カヴァ)

オススメ度:4/5

生産者: Freixenet (フレシネ)

産地:スペイン、カヴァ

品種: パレリャーダ、マカベオ、チャレッロ

ヴィンテージ:NV

テースティング日:2019年6月24日

コメント:コンビニでも見かけるので皆様おなじみのフレシネ。年間700万ケース販売してこの品質と価格は企業努力のなにものでもない。フレシネの語源はフレシネ―ルというトリネコの木だそうです・・

  • 香り:レモン系、少し酵母の香り、パンの焦げた香りもする。強くなく心地よい
    • 味:果実味が広がり丸くすらっとしたアタック
    • 展開:レモンからグレープフルーツの白いところの香りに変わる。果実味はあるがすらっとしているので切れがある。泡も細かく長い
    • アフター:苦みを少し苦み

Cloudy Bay/Sauvignon Blanc (クラウディベイ/ソーヴィニヨン・ブラン)

オススメ度:5/5

生産者:Cloudy Bay (クラウディベイ)

ワイン名:Sauvignon Blanc (ソーヴィニヨン・ブラン)

タイプ:白

産地:ニュージーランド、マルボロ

品種:ソーヴィニヨン・ブラン

ヴィンテージ:2014

テースティング日:2019/7/12

コメント:マルボロのソーヴィニヨン・ブランを世界中に発信した元祖クラウディベイのソーヴィニヨン・ブラン。ニュージーランドといえばこの一本。

  • 香り:レモングラス、シトラス、グレープフルーツ
  • 味:爽やかな酸味、シャープなまとまり方 
  • 展開:ほろ苦いソーヴィニヨン・ブラン特有の味わい、柑橘系、グレープフルーツの白いところなどの香りがいっぱいに広がる。素晴らしい。5年経過しているが熟成感はない。
  • アフター:青い草系の苦味、塩味も少し、余韻は短い

オススメ度:5/5

生産者:Cloudy Bay (クラウディベイ)

ワイン名:Sauvignon Blanc (ソーヴィニヨン・ブラン)

タイプ:白

産地:ニュージーランド、マルボロ

品種:ソーヴィニヨン・ブラン

ヴィンテージ:2014

テースティング日:2019/7/12

コメント:マルボロのソーヴィニヨン・ブランを世界中に発信した元祖クラウディベイのソーヴィニヨン・ブラン。ニュージーランドといえばこの一本。

  • 香り:レモングラス、シトラス、グレープフルーツ
  • 味:爽やかな酸味、シャープなまとまり方 
  • 展開:ほろ苦いソーヴィニヨン・ブラン特有の味わい、柑橘系、グレープフルーツの白いところなどの香りがいっぱいに広がる。素晴らしい。5年経過しているが熟成感はない。
  • アフター:青い草系の苦味、塩味も少し、余韻は短い

William Fevre/Chablis Les Clos (ウィリアム・フェーブル/シャブリ レ・クロ)

オススメ度:3/5

生産者:William Fevre (ウィリアム・フェーブル)

ワイン名:Chablis Les Clos (シャブリ レ・クロ)

タイプ:白

産地:フランス、ブルゴーニュ

品種:シャルドネ

ヴィンテージ:2004

テースティング日:2014年12月23日

コメント:シャブリの頂点の畑の1つLes Clos。10年経過してもへこたれないのは流石でもったりとしていないところもよい。

  • 香り:蜜、樽
  • 味:酸がやわらかいが、存在感もしっかりとしている。
  • 展開:それほど強さは感じないが控えめに樽香とうまみを感じる。良い。
  • アフター:NA

Winery: Ch. Prieure Lichine (シャトー・プリューレ・レシーヌ)

Region: France Bordeaux

Recommendation

・Ch. Prieure Lichine

Comment:ボルドーメドックの格付け4級シャトー。格付けは1853年に実施されているしメドックだけだからまったく意味がないので覚える必要がない。有名なだけで5万だしてもがっかりするワインが値段が高騰するボルドーのワインの中では奇跡的な値段でマルゴー村のワインの真髄を味わえるワイナリー。マルゴーは粘土質が多くメルローを比較的多く含んでおり一般的には繊細でふくよかなワインとなる(メルローはカベルネと違って水が好き)。機会があれば試すべきワインの1つ。

Clos Henri/Petit Clos Pinot Noir (クロ・アンリ/プティクロ ピノ・ノワール)

オススメ度:2/5

生産者:Clos Henri (クロ・アンリ)

ワイン名:Petit Clos Pinot Noir (プティクロ ピノ・ノワール)

タイプ:赤

産地:ニュージーランド、マルボロ

品種:ピノノワール

ヴィンテージ:2014

テースティング日:2019年7月12日

コメント:フランスのロワール地方で有名なアンリ・ブルジョワがニュージーランドで設立したワイナリ。現地で試飲したときはなかなかだと思っていたが、これは良くない。微かに獣臭はするが、あとはイチゴの飴のような匂いで味わいは平坦。デイリーワインとしては2000円台は高額。5年以下の葡萄を使うとは商業主義に走り過ぎか。まだ何本かあるのでもう少し寝かしてみて真価を見てみたいところ。

De Iuliis/Chardonnay

オススメ度:4/5

生産者:De Iuliis

ワイン名: Chardonnay

タイプ:白

産地:オーストラリア、ハンター・ヴァレー

品種:シャルドネ

ヴィンテージ:2009

テースティング日:2012/12/24

コメント:オススメ生産者の1人となります。日本ではないはずなのでオーストラリアにいったらぜひ試してみてください

  • 香り:白い花、少し青いバナナ、茶色系(樽)の香り
  • 味:爽やかでフルーティ
  • 展開:パッションフルーツの酸味を抑えた感じでどちかというとソーヴィニヨン・ブランのような感じ
  • アフター:NA

Le Piane (レ・ピアーネ)

Winery: Le Piane

Region: Piemonte, Italia

Recommendation:

  • Colline Novaresi La Maggiorina
  • Boca Antonio Cerri

Comment: ピエモンテといえば日本ではバローロ、バルバレスコが有名ですが、要はネッビオーロの品種がやはり偉大で長熟に耐えうる品種だからでしょう。ほとんどの人はなかなか本物を味わっていないとおもいますが・・(30年くらいしないとわからないので)

この作り手はネッビオーロ主体ですが、その他昔からのぶどうも混ぜて作る人で少し特色がありますが、古いビンテージも手頃な値段で手に入るので是非一度試してください。ネッビオーロはバローロ以外にもあります。